ドイツ語教育・学習者の現状に関する調査 / Untersuchung der Lage von Deutschunterricht und Deutschlernenden in Japan
日本独文学会では,Goethe-Institut Tokyo およびドイツ語教科書協会の協力のもと,2024年にあらためて,日本におけるドイツ語教育の実態調査を実施しました。(2012年および2014年に実施した同調査については,このページの下部をご覧ください。)
2024年実施調査の報告書(2025年5月発行)はこちらからダウンロードできます。
日本語版 japanische Version
ドイツ語版 deutsche Version
この調査は,教育機関調査(全数調査),教員調査(標本調査),学習者調査(標本調査)から成ります。調査は2024年5月から7月にかけて実施され,Web上での回答を依頼しました。
教育機関調査の対象は,ドイツ語の授業が開講されている全国の教育機関(大学・短期大学・高等専門学校・高等学校)です。報告書では,この調査で得られたデータをもとに,各教育機関におけるドイツ語履修者数の推計も試みています。
教員調査には,全国の大学・高等専門学校・高等学校でドイツ語科目を担当している138人の教員にご協力いただきました。また,学習者調査には,その教員のクラスでドイツ語を学んでいる学習者3,292人より回答が寄せられました。
調査項目は以下の通りです。 2012年および2014年の調査との比較が可能となるよう,調査項目の変更は最小限にとどめています。
【教育機関対象調査】
<基本情報>
教育機関の種別,学部の系統,ドイツ語を統括する組織について,専任教員の人数,ドイツ語教員の人数,在学者数,開講されている外国語科目,ドイツ語履修者数,教育機関外でのドイツ語学習の機会,ドイツ語教員の研修制度
<詳細情報>
入学試験における外部試験の活用,外国語学習のウェイト,ドイツ語科目について,海外でのドイツ語学習の機会,学生に対するドイツ語履修のプロモーション,外国語科目の履修割合
【教員対象調査】
年齢,性別,所属部署,勤務形態,母語,専門分野,ドイツ語教育歴,研修参加歴,ドイツ語圏滞在歴,調査対象クラスの種類,担当クラス教員としての勤務形態,クラス人数,学問系列,学年,時間数,レベル,重点項目,教材,使用メディア,ドイツ語使用状況,チーム・ティーチング,授業見学の機会,フィードバックの機会,授業形態,成績評価,学習者に対する印象,学習者の意欲の変化,教室環境,重要と考える学習内容,時間がかかる日常業務,やりがいを感じる要素,教える意欲につながる要素
【学習者対象調査】
学科系統,学年,性別,既習言語,ドイツ語の資格・検定試験,学びたい言語,ドイツ語圏滞在歴,海外渡航歴,ドイツ語圏の社会・文化への関心,学習の動機,学習時間・学習手段,学習目標,ドイツ語を学ぶ意義,授業に望むもの,学習への興味,学習意欲の変化,履修後の学習継続への意欲,授業環境に対する意識,学びたいこと,ドイツ語に関する意見
研究・教育にどうぞご活用ください。
2025年5月
日本独文学会 ドイツ語教育・学習者の現状に関する調査委員会
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日本独文学会では,2012年および2014年に,日本におけるドイツ語教育の実態調査を実施しました。
調査報告書は,こちらからダウンロードできます。
日本語版【教育機関編】
日本語版【教員・学習者編】
ドイツ語版【教育機関編】
ドイツ語版【教員・学習者編】
この調査は,全国の教育機関を対象とした調査(全数調査)である第1回調査と,ドイツ語教員を対象とした調査(標本調査)およびドイツ語学習者を対象とした調査(標本調査)を行った第2回調査からなります。第1回調査は2012年11月から12月にかけて,第2回調査は2014年6月から7月にかけて行われました。
第1回調査の対象は,ドイツ語の授業が開講されている全国の教育機関(大学・短期大学・高等専門学校・高等学校)です。このときの調査では,各教育機関におけるドイツ語履修者数の推計も試みています。
第2回調査の対象は,全国の教育機関でドイツ語科目を担当している教員154人,およびその教員のクラスでドイツ語を学んでいる学習者3,947人です。
調査項目は以下の通りです。
- 第1回調査【教育機関対象】
- 学部の系統,ドイツ語を統括する組織について,専任教員の人数,ドイツ語教員の人数,在学者数,外国語学習のウェイト,開講されている外国語科目,ドイツ語科目について,授業以外のドイツ語学習の機会,ドイツ語教員の研修制度,学生に対するドイツ語履修のプロモーション,など。
- 第2回調査【教員対象】
- 教員の所属部署,勤務形態,専門分野,ドイツ語教育歴,ドイツ語圏滞在歴,調査対象クラスの種類,人数,学系,レベル,重点項目,教材,ドイツ語使用状況,授業形態,教室環境,やりがいを感じる要素,教える意欲につながる要素,など。
- 第2回調査【学習者対象】
- 学系,既習言語,ドイツ語資格・検定試験,ドイツ語圏滞在歴,ドイツ語圏の社会・文化への関心,学ぶ理由,学習目標,学ぶ意義,授業に望むもの,学習への興味,履修後の学習継続への意欲,授業環境についての意見,など。
研究・教育にどうぞご活用ください。
2015年5月
日本独文学会 ドイツ語教育・学習者の現状に関する調査委員会