Japanische Gesellschaft für Germanistik
 
オンライン状況
7 人のユーザが現在オンラインです。 (1 人のユーザが organisation を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 7

もっと...
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

トップ  >  本会について  >  新会長挨拶
新会長挨拶


日本独文学会会員の皆様

  青天の霹靂のように、この5月25日、新会長に選出された渡辺学(まなぶ)と申します。会長職をどう全うするのかという問いは封印させていただいたうえで、まずは、学会の活動史を振り返り、その上で前を向く作業、すなわち、自分たちがいまどこにいるのかを知る作業を進めたく思っています。これにはある程度の時間を要します。ご理解いただけるなら、幸甚です。
 いわゆる「グローバル化」の中で、世界的にドイツ語やドイツ文学、ドイツ語による文化を声高に唱えていくことがむずかしくなってきているように思われます。これは時代の要請であるとすら言えるかもしれません。しかしながら、もう万事休すといった段階には来ていません。「一緒だと思うもの同士は、成長してひとつとなる」。再統一を控えたドイツに言及した、そうした言い方がドイツ再統一の前によくなされました。ドイツ語ドイツ文学(ゲルマニスティク)という部門内部での個々の問題関心を架橋し、束ね、お互いに関わらせていく努力が、われわれが自身の研究を推進していくためにもまずは求められるのかもしれないと考えます。それは、個々人が主に文学(文化学)、言語学、外国語としてのドイツ語のどれを主として研究・推進しているかを問わずに求められることかもしれません。見方を変えること、視線を交差させること、とでも言えるでしょうか。次いで、日本独文学会は、大学、研究機関、大使館、ドイツ語教授(教育)機関など、ドイツ語とそれによる文化の大切な担い手であるさまざまな組織、機関との連携を強め、これを国内的にも国際的にもより強固なものとしていくことが望まれます。何にも増して望まれるのは、一般発表等を通じて研究発表会に参加したり、ゼミナールに積極的に参加したり、機関誌『ドイツ文学』(混合誌、国際誌)に寄稿したりするなど、すでにある学会の可能性を活用しようとする皆様のお気持ちです。今後も積極的な関与を続けてくださることを、この場を借りてお願い申し上げます。
 可能な範囲内で、実現可能であるかもわからないアイディアを集めて参りましょう。日本で、あるいは日本を越えた範囲でわれわれの未来を照らす希望の光としてドイツ語ドイツ文学(ゲルマニスティク)のさらなる活性化がなされるように。ただし、あせりは禁物です。「ゆっくり、しかし着実に」をモットーに。
 今後とも皆様の健康が支えられ、さまざまな成果を挙げられるよう、お祈りいたします。
2013年6月11日

日本独文学会会長
渡辺学

プリンタ用画面
友達に伝える
Japanische Gesellschaft für Germanistik © 2005-2009