ドイツ語教員養成・研修講座開講のお知らせ（2007年）
2007年7月1日
日本独文学会ドイツ語教員養成・研修講座
実行委員会

ドイツ語教員養成・研修講座開講のお知らせ

　日本独文学会は、ドイツ語教育部会、東京ドイツ文化センターと共催で、獨協大学の技術協力を得て、本年10月より標記講座を開講致します。
　本講座は2003年10月に開始しました。2006年10月から現在までは休みとし、その間により広汎な方々に参加していただけるよう、講座の改善を協議して参りました。その議論を踏まえてこの10月から形を改めて再開します。

　本講座の目標は以下の3点です。講座では、受講者と十分な議論ができる場の形成を目指します。

1.ドイツ語教育について共通の理論的基盤を獲得する。
2.独力でシラバスを編成し、授業プランを立てて実践できる。
3.外国語教育を含むカリキュラム全般について科学的根拠に基づいた責任ある発言ができる。


講座の構成
  • オンライン授業
  • ワークショップ
    • モジュール方式でテーマを設定し、オンライン授業では、受講者は与えられた課題にメールで回答を担当講師に送り、担当講師からコメントを受信します。
    • モジュール毎に1回開かれるワークショップ（土曜日午後2～6時）では、後半で課題について講師による導入・解説が行われます。それを基に、受講者はレポートを作成します。次のワークショップの前半で、レポートに関する討論が全体で行われます。ワークショップは、東京は慶應義塾大学日吉キャンパス、関西は甲南大学の二ヵ所を会場とし、 TV会議方式をとります。

講座の概要
  • 参加資格: 日本独文学会会員および教育部会準会員（非会員でご希望の方は委員会までご相談下さい）
  • 期間: 2年（4学期）
  • 開講: 2007年10月
  • 申込み締め切り: 2007年9月20日
  • 申込み先: http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P99172301 に申込みフォームがあります。
  • 講座参加費(1期1年): ￥32,000（但し、教材費は自己負担　大学院学生は￥3,000割引、学期毎の納入可）
  • 募集参加者数: 20名程度
  • 教材: 吉島茂・境一三(著)『ドイツ語教授法入門』（三修社2003年10月）、吉島他訳『外国語教育 II　― 学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠 ― Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment ―』1) （朝日出版社2004年10月）、Profile Deutsch (本講座参加者には無料配布)
    参考書: Fernstudienangebot 　ほか
  • 修了証明: 講座修了後､日本独文学会､ドイツ語教育部会､ゲーテ・インスティトゥートの連名で発行。
  • 問い合わせ先: 日本独文学会ドイツ語教員養成・研修講座実行委員会　dt-lakurs@ml.hc.keio.ac.jp
  • 各モジュールのテーマ:  裏面参照  （シラバスをダウンロードしてください）
  • 授業参観
    • 実習は受講者が個別に行います。講座が仲介した授業に出向き、担当教員の授業を参観。
    • 可能であればビデオで撮影をします。
    • 参観した授業の分析・報告をレポートとして提出。WSで検討。
  • 実習（研究授業）
    • 実習は受講者が個別に行います。ただし、勤務校を持たない受講者については、本講座実行委員会が実習校の斡旋をします。
    • 実習に際しては、実習校の教員、または本講座実行委員がBetreuerとして付きます。
    • 実習はビデオで撮影をします。
    • 実習者（受講者）はBetreuerの指導のもとにレポート課題として実習の報告を作成します。報告レポートは、Betreuerが評価コメントを付けた上で本講座に提出されます。
    • 実習ビデオはCDまたはDVDなどの形で他の受講者にも配布される予定です。
    • 後期の最終ワークショップで、実行委員会が選んだ実習ビデオをPlenumでの検討対象とします。
  • 講師（予定）: 太田達也(慶應義塾大学)･柿沼義孝*(獨協大学)･ 桂修治(徳島大学)･境一三*(慶應義塾大学)･杉谷眞佐子(関西大学)･藤原三枝子*(甲南大学)･星井牧子(早稲田大学)･ 正木晶子*(上智大学)･森朋子(関西大学)･ 森田昌美*(流通科学大学)･ 吉島茂**(聖徳大学)･吉満たか子(広島大学)･ 米井巌(日本大学)･ 鷲巣由美子*(国士舘大学)･ Michael Schart(慶應義塾大学) 他 (50音順*実行委員 **委員長)

1) ヨーロッパの46ヶ国が参加しているCouncil of Europe(欧州会議)が、各国間の外国語教育の内容を比較可能にするため、30年以上に亘る協議をまとめ、参照基準を作成し、2001年に刊行された。各国に訳され、インターネットで見ることが出来る。CEFRと記されることが多い。日本語版は当講座のホームページからダウンロード可。


受講のチャート
（申込みから受講まで）

メールによる参加申込み先：
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P99172301
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申し込み受付け通知
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受講受付確認、受講要領（各Modulの日程、購入教材、受講上の注意等）受領
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第1回ModulのWorkshopに参加
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Modul課題とレポート締切日をMoodle上で確認
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課題のレポートを期日までにMoodleに送付
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講師からメールによるコメントを受け取る
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必要に応じ、Moodleに質問、提案等を投稿
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回答締切後にMoodleに掲載される次回Workshopの予定課題を確認
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Workshopへの参加
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次のモジュールへ


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