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投稿者 : teraday 投稿日時: 2018-03-14 16:22:42 (691 ヒット)

阪神ドイツ文学会
第68回総会・第225回研究発表会のご案内



 表記の総会・研究発表会を大阪大学文学研究科との共催により、下記のとおり開催いたしますので、ご案内申し上げます。阪神ドイツ文学会会員以外の方のご参加も歓迎いたします。参加費は無料です。(非会員は総会での審議・議決にはご参加いただけません。)


日時: 2018年4月7日(土)13時30分より
場所: 大阪大学 文法経講義棟 4階 文41番教室
住所: 〒560-8532 大阪府豊中市待兼山町1-5
電話番号: 06-6850-6111(代)
阪急電車宝塚線 石橋駅(急行停車)下車 東へ徒歩約15分。
大阪モノレール 柴原駅下車 徒歩約10分
(詳しくは http://www.let.osaka-u.ac.jp/ja/access をご参照ください。)


1.総会

1) 幹事諸報告:庶務、会計、編集、企画、渉外、支部選出理事
2) 審議事項:2018年度予算について
3) 役員選挙:会長選挙・幹事選挙
今回の総会では役員選挙が行われます。新しい「会員名簿」が被選挙人の原簿となります。同封の「会員名簿」を当日ご持参ください。
現役員のうち以下の方々は、「役員選挙内規」第7条の規程により再選禁止となります。
会長:工藤康弘
幹事:小川 敦 柏木貴久子 黒沢宏和 髙井絹子 津田保夫 宮下博幸

2.研究発表会

発表1:
佐分利啓和(関西学院大学修士課程)
題目: 「所有の与格」と「所有の対格」交替現象の再考
司会: 宮下博幸(関西学院大学)
発表要旨:

 ドイツ語における与格には文に必須の要素である「目的語の与格」と任意の「自由与格」がある。自由与格のうち (1a) のような与格は一般的に「所有の与格」と言われるが、この与格は (1b) のように「所有の対格」(関口 1966、在間 2017: 127f.)に置き換え可能な場合がある。
(1) a. Er schlug mir ins Gesicht.
b. Er schlug mich ins Gesicht.
Wegener (1985) は (1) のような例を所有の与格と対格の交替現象として捉え、「意図性」と「強度」という2つのメルクマールを用い、非意図性を表す副詞 (unabsichtlich) や無生物主語が共起する場合には対格は出にくく (2)、身体損傷を表す「強度」の高い動詞には対格が、身体接触のみを表す「強度」の低い動詞には与格が用いられるとしている (3)。
(2) a. Er hat mir / ?mich unabsichtlich ins Gesicht geschlagen.
b. Der Basenstiel schlug mir / *mich ins Gesicht.
(3) a. Er verletzt sie am Arm.
b. Er streicht ihr übers Haar / *sie übers Haar.
清野 (1991) もWegener (1985) の考察を部分的に導入しており、Schoenfeld/Diewald (2014) においても、両構文は同一の事象を表現する並行的な交替現象として語用論視点での比較がなされている。これに対し本発表では所有の与格・対格の交替は副次的現象に過ぎず、それぞれは本来方向規定ならびに対格目的語を伴う構文から拡張したものと考えることで、Wegener (1985) のメルクマールも不要になることを示したい。さらにこの立場から、なぜ動詞によって所有の与格・対格のどちらかが出現する傾向が見られるのかという点も説明したい。

発表2:
山本鉄平(大阪大学大学院博士後期課程)
題目: 液状化する自我
-ムージル『特性のない男』における群衆-
司会: 吉田耕太郎(大阪大学)
発表要旨:

 19世紀の群衆心理学から20世紀のフロイトやブロッホに至るまで群衆は、理性的で自律した近代的自我、そして社会秩序を脅かす危険な対象として認識されてきた。そのため多くの論者は群衆を、理性を失った「犯罪者」や「狂人」に喩え、社会的に管理する必要性を唱えている。しかしながら、ムージルが『特性のない男』で表現する群衆からは、上記の古典的な群衆観とは異なる視座を読み取ることができる。すなわち彼は、個々人の近代的自我が液状化する群衆のなかに、あらゆる定義づけを免れ変化し続ける人間の「前状態」を看取しているのである。とはいえ、ムージルの記述は断片的なものにとどまるため、彼の群衆論の射程を正確に捉えることは容易ではない。また先行研究もMichael Gamperのものを除きあまり見受けられない。そこで本発表では議論の手がかりとして、研究の蓄積があり、かつムージルにおいて群衆と並行的に理解される「犯罪者」と「狂人」(モースブルガーと精神医学との関係)にまず注目する。その結果として、ムージルの主要な関心である「自我の解体」が、群衆という観点からもアプローチされていることを明らかにする。

3.懇親会

 総会・研究発表会が開かれる同じキャンパス内の豊中福利会館3階生協食堂で開催します。会費は4,000円(学生2,000円)です。


投稿者 : teraday 投稿日時: 2018-03-14 14:24:52 (779 ヒット)

日本独文学会岩﨑奨学金への応募について




「日本独文学会岩﨑奨学金」への応募を以下の要領で受け付けます。これは,故岩﨑英二郎先生のご遺族からいただいた寄付金による,常勤職を持たない会員の国際学会での研究発表を援助するための奨学金です。

応募資格
日本独文学会員であり,かつ常勤職を持たない方(日本学術振興会特別研究員は常勤職とみなします)

奨学金額
国際学会に参加し,研究発表する常勤職を持たない会員に対して,日本国内での発表に対し5万円を,アジア地区での発表に対し10万円を,アジア以外の地区での発表に対し20万円を支給します。
なお,奨学金支給後に,当該の国際学会での発表を取りやめた場合は,受け取った奨学金を返還するものとします。

募集件数
2018年度は10名程度に支給します(予定されている人数に対して奨学金を支給した時点で,その年度の募集は終了します)。なお,同一会員への支給は年度内に1回のみとします。

応募方法
1. 下記の必要書類を日本独文学会事務局へ郵送してください。a)に関しては同時にファイルを電子メールで hojo_AT_jgg.jp(_AT_は@) 宛にも送付してください。
a) 奨学金申請書・誓約書(http://www.jgg.jp/pdf/updata/Iwasaki-Stipendium.docx からダウンロードできます)
b) 指導教員もしくは本人の研究内容をよく知る研究者による推薦状
c) 研究発表が認められたことを証明する文書(メール等)ないし本人の名が入ったプログラムのコピー(申請時に間に合わない場合は,届き次第提出すること)
2. 申請は国際学会の発表予定日の1年前から2ヶ月前までに行ってください。この期間以外の申請は受け付けません。

選考方法
提出された申請書を日本独文学会常任理事会で審査します。その際,必要に応じて,推薦者および当該の国際学会の関係者に問い合わせを行うことがありますので,あらかじめご了解ください。

結果の通知
申請から1ヶ月程度で申請者に採否を通知します。




投稿者 : teraday 投稿日時: 2018-03-14 13:55:47 (333 ヒット)

託児サービスについて
Kinderbetreuung während der Frühlingstagung 2018



2017年以降総会・春季研究発表会開催期間中の託児サービスは,以前の会場校の施設を使った託児に代わって,一時保育等をご利用いただき,その利用料金を学会が補助するという形で行っております。
補助金ご希望の方は以下の要領に従いお申し込みください。
託児場所:自宅近くなど都合の良い一時保育施設をご利用ください。自宅でのベビーシッター等の利用も可能です。遠方の方は下記申し込み先までなるべく早めにご相談ください。
託児期間: 5月26日(土)10:00~18:00,5月27日(日)10:00~13:00および託児場所と学会会場の往復に必要な時間
託児費用: 学会が補助金として負担します。妥当な料金の施設の利用をお願いいたします。
対象年齢: 利用する託児施設の定めるところによります。ただし小学校4年生までに限ります。
 
申込締切: 5月11日(金)
先: kinder[at-mark]jgg.jp
申し込みに際しては下記の事項をお知らせください。
1. 申込者の氏名・住所・連絡先(メールアドレス)
2. 託児利用日,時間,託児場所と学会会場の間の所要時間
3. 利用する施設の名称・住所・電話番号
4. 託児料金の見積もり(メールのコピー等で結構です)
利用後に領収書を提出していただき,それにもとづき補助金を支給します。

※2017年1月28日の日本独文学会理事会決定にもとづき,今後は可能であれば補助金方式で託児サービスを運営することにいたします。秋季研究発表会に際して開催地の託児施設を紹介できない場合は,従来どおり学会会場に託児施設を設ける予定です。春季 [東京ないし近郊で開催] に際しては,遠方に居住の方がご自分で託児施設を見つけられない場合,ご相談に応じます。



投稿者 : teraday 投稿日時: 2018-03-14 13:54:21 (2215 ヒット)


第72回総会・春季研究発表会プログラムに関する情報は下記PDFファイルをご覧下さい。

2018F_Programm_180327.pdf (235KB)



投稿者 : teraday 投稿日時: 2018-03-08 21:36:49 (674 ヒット)


「第46回語学ゼミナールのお知らせ」に関する情報は下記リンク先をご覧下さい。

>> http://www.jgg.jp/modules/organisation/index.php?content_id=412



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