<「社会と行為から見たドイツ語」研究会(SPG)>第18回研究会のご案内
「社会と行為から見たドイツ語」研究会(SPG-SocioPragmatica Germanica)

第18回研究会のご案内  

下記の要領にて、上記研究会を開催いたします。
ご関心のおありの方は、ぜひご参加下さいますようご案内申し上げます。


                 記

日時: 2011年10月1日(土)、15:00 – 18:00ごろ
場所: 学習院大学 (JR目白駅下車徒歩1分、地下鉄副都心線雑司が谷駅下車徒歩10分) 中央教育研究棟507教室  

キャンパス地図をご参照下さい:
http://www.gakushuin.ac.jp/mejiro.html


プログラム (内容に関しては下記の要旨を参照):

 15:00- 田中愼 (千葉大学):
「日独言語学共同研究のためのミュンヘン大学サマーコースおよびワークショップについて」

 16: 20- 休憩
 16: 40-  山下仁(大阪大学)、渡辺学(学習院大学)、高田博行(学習院大学):
「鼎談:「言語意識と社会」の現在」

お問い合わせは、下記世話人まで

渡辺 学(学習院大学)manabu.watanabe_AT_gakushuin.ac.jp
高田博行(学習院大学) hiroyuki.takada_AT_gakushuin.ac.jp
[_AT_は@]



発表要旨
田中愼「日独言語学共同研究のためのミュンヘン大学サマーコースおよびワークショップについて」

本報告では、8月に行われるミュンヘン大学サマーコース(日独語言語学)とそれに続いて開催されるワークショップを取り扱う。
ミュンヘン大学サマーコースは、語学ゼミナールで来日されたミュンヘン大学ライス教授(当時バンベルク大学)との研究協力の一環として行われるものである。
日本側、ドイツ側双方からそれぞれ10名程度の参加者が参加し、タイポロジー、統語論、モダリティという三つのテーマを中心に2週間にわたり、さまざまなセッションを行うことになっている。講師は、日独双方から8名が予定されている。
このサマーコースに引き続き、三日間の予定で、サマーコースのテーマに基づいたワークショップが開催される。そこには、サマーコースの参加者以外にも、数名の日独双方の研究者が参加し、それぞれの研究成果を発表することになっている。
本報告では、これらの催しの各テーマと議論について紹介するとともに、日独共同研究の一つのあり方を紹介したいと考えている。

山下仁、渡辺学、高田博行「鼎談:「言語意識と社会」の現在」

2011年2月に三元社より、『言語意識と社会』が刊行されたことを機に、3名の編者からの簡単な問題提起に基づいて、フロアからの意見と合わせて、「言語意識」を軸に、ことばと社会の関係の現況と近未来を考える機会とする。言語と言語研究の多様性、ドイツの視点・日本の視点などがキーワードとなる。