<関東支部>ドイツ語教育研究会第122回例会開催のお知らせ
日本独文学会関東支部主催・日本独文学会ドイツ語教育部会協賛
ドイツ語教育研究会 第122回例会のご案内


標記の会を下記の要領で開催致します。皆様お誘い合わせの上、ご参集下さいますようお願い致します。


日時:2011年7月1日(金) 18:30~20:30

場所: 東京ゲーテ・インスティトゥート(207教室)

内容:
1. 最近のドイツ語教育にまつわる情報交換(19:00頃まで)

2. 報告:
言語音声を体感する
 - ATR CALL Deutschと身体を重視したドイツ語教授法の紹介
三ッ石 祐子(慶應義塾大学他非常勤)
林 良子(神戸大学 准教授)


全ての言語には、他の言語から区別できる特徴的な音声があり、言語学習において、その特徴的な音声を習得することは、
文法の知識や語彙数を増やすのと同様に重要とされている。またその学習言語に特徴的な音声は個々の母音や子音といった
分節的要素によるだけではなく、リズムやイントネーションなどの超分節的要素が担う部分も大きい。各言語に固有の言語音声の習得は、
学習者の基本的な4技能の上達を促進させ、学習言語の言語音声を実際に体感しながら習得することによって、コミュニケーションの媒体としての
ことばの機能を充分に発揮できるようになると、これまでにも多数の報告がされている。
本発表では、ドイツ語学習者にドイツ語特有の音声を体感して習得してもらう練習方法として、
1)学習者の音声を吹き込み、モデル音声と音響特徴の比較を視覚的に行なうことのできる発音練習ソフト、ATR CALL Deutsch*と
2)リズムやアクセントなどを身体の動きを用いて練習する方法を『クリン・クラン‐初級ドイツ語文法と発音』(朝日出版、2011年)を例に紹介する。

*国際電気通信基礎技術研究所(ATR)と神戸大学で共同開発


申し込み:
不要ですが、配布資料準備の都合上、参加をお決めの方は、あらかじめ事務局までご連絡頂けると幸いです。
もちろん当日飛び入り参加の方のための資料も準備をしておく予定です。


ドイツ語教育研究会
日本独文学会関東支部主催・日本独文学会ドイツ語教育部会協賛
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jgg/kyoiku-bukai/deutschwald/kenkyukai.htm
連絡先:maulwurf@shinshu-u.ac.jp 事務局:松岡幸司
(@は小文字でお願いします)