<学習院大学>ドイツ語研究の魅力を語る PartⅡ |
第2回 連続講演会のお知らせ <ドイツ語研究の魅力を語る PartⅡ 語学の秋> 2010年度より大学院の名称が従来のドイツ文学専攻から、ドイツ語ドイツ文学専攻へ改称したことに伴い、2月に連続講演会を企画したところ、好評をいただいたため、今回2回目を催す運びとなりました。 この講演会は、ドイツ語ドイツ文学専攻の大学院生、ドイツ語圏文化学科の学生を主たる対象として 開催されるものですが、ドイツ語に広く興味・関心をお持ちの方々の参加も大歓迎いたします。 講師:木村護郎クリストフ氏 (上智大学) 保阪靖人氏(首都大学東京) 日時:2010年11月13日(土)12:30~16:00 会場:学習院大学(JR目白駅、地下鉄副都心線雑司ヶ谷駅下車) 西2号館 506教室 講演1:12:30~14:00 木村護郎クリストフ氏「越境言語学の可能性― ドイツ・ポーランド国境地域における接触場面から」 (内容)ヨーロッパの多くの国境地域と異なり、「国境バイリンガリズム」の歴史がない ドイツ・ポーランド国境(オーデル・ナイセ地域)では、とりわけ2004年のEU東方拡大以降、国境両側の相互交流が盛んになっている。異なる言語の話者が接触する場面においてどのような言語使用や言語意識がみられるか、またこうした言語活動をどのように調査できるのか、そしてどのような成果が期待されるのかについて考察する。 講演2: 14:20~15:50 保阪靖人氏「ドイツ語における階層性と機能範疇について:ドイツ語の独自性」 (内容) 本発表ではドイツ語の語彙範疇並びに、それが形成する句の階層性を名詞・名詞・動詞句などを例に取り説明することによって、構造分析の有用性を示す。さらにドイツ語の機能範疇の特性と、語順の関係も論じ、現在の生成文法理論のアプローチをわかりやすく示したい。 問合せ先:岡本順治(junji.okamoto_AT_gakushuin.ac.jp) 渡辺学(manabu.watanabe_AT_gakushuin.ac.jp) _AT_ は@ |