<北海道大学>シンポジウム「超国家的枠組、標準化、ネットワーク化」
北海道大学メディア・コミュニケーション研究院主催公開シンポジウム「超国家的枠組、標準化、ネットワーク化:ヨーロッパ、日本、アフリカにおける組織的多様性マネージメント」(札幌会場・東京会場)のご案内


北海道大学メディア・コミュニケーション研究院では、マイノリティ自治のモデルケースとして知られる北イタリア南チロルより、European Academy of Bozen/Bolzano (EURAC) 所長 ヴェルナー・シュトゥーフレッサー氏 をお招きし、シンポジウムを開催します。EURACは、欧州におけるナショナル・マイノリティ問題の拠点的研究機関のひとつで、マイノリティ日刊紙のネットワークづくりや、南アジアでのマイノリティ保護の枠組みづくりへの参画で知られています。所長のシュトゥーフレッサー氏には、マイノリティ保護のヨーロッパ共通の枠組みや、南チロルでの組織的多様性マネージメントについてご説明いただくとともに、ICTによる言語教育、観光による地域振興など、私どもの研究院学院と共通するEURACの活動全般についてもご紹介いただく予定です。このシンポジウムは、当研究院学院の研究教育成果を広く公開するため、札幌と東京の二会場で開催いたします。ご参加いただいた皆さまには、EURACのマイノリティ問題概説書『欧州エスニック・モザイク』の日本語版を贈呈いたします。皆さまのご来場を心からお待ちしております。

日程等の概要は以下の通りです。

北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院(大学院国際広報メディア・観光学院)主催公開シンポジウム

「超国家的枠組、標準化、ネットワーク化:ヨーロッパ、日本、アフリカにおける組織的多様性マネージメント」

(札幌会場)
2010年 6月26日(土) 15:00-17:00
北海道大学遠友学舎(札幌市北区北18条西6丁目、地下鉄南北線北18条駅下車徒歩10分)

(東京会場)
2010年 7月2日(金) 18:00-20:00
北海道大学東京オフィス(東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー10階、JR東京駅日本橋口から徒歩2分、当日連絡先 03-3211-2055)

(講演者・パネリスト)
Dr. Werner STUFLESSER (European Academy of Bozen/Bolzano, president & chairman): "Organised Diversity Management in Europe and the Case of South Tyrol" [ヨーロッパの組織的多様性管理と南チロルの事例](両会場、英語使用、札幌会場では通訳付き)
橋本 聡 「ヨーロッパ共通の言語政策」 (札幌会場)
鍋島孝子「アフリカにおける国内外ネットワークによる国家建設」 (両会場)
金山 準 「サン・シモンと《ヨーロッパ社会の再組織化》」 (東京会場)

参加無料
問い合わせ、事前参加申込:satoshi@imc.hokudai.ac.jp、011-706-5391橋本
URL: http://www.hokudai.ac.jp/imcts/index.html