「ドイツ日本研究会議」(論文募集)

ドイツ日本研究会議 - 成果と展望

日独修好150周年に因み、OAG ドイツ東洋文化研究協会はドイツ語圏日本研究学会(GJF)、明治大学、ドイツ学術交流会 (DAAD) と共催で「ドイツ日本研究会議 - 成果と展望」を下記日程にて開催します。開催責任者はハインリッヒ・メンクハウス(GJF / 明治大学)、ヴェルナー・シャウマン(OAG)、マイケ・ロエダ(OAG、会議事務局)、カトリン・ドールス(DAAD)です。

日時: 2011年3月18日(金)~20日(日)
場所: 東京にて

現在人文科学はその学問の価値を主張する必要に迫られ、日独両国の研究者は大学改革の狭間でさまざまな問題に直面しております。そこで今回日本においてドイツ語圏における日本研究の成果を明らかにした上で、日本の研究者と共に批判的に総括し、我々の研究の社会的重要性をあらためて検証したいと思います。

会議の言語はドイツ語と日本語です。基調講演のみ同時通訳されますが、その他の講演は通訳なしに行われます。ただしディスカッションの際、必要に応じて通訳されます。

狭い意味での日本学に限らず、すべて日本に関連するテーマに携わる研究者が研究成果を発表できるよう、それぞれのセクションでは決まったテーマを設けません。しかしそれぞれの発表の中にその社会的意義が見出され、研究者の立場が明確であることが期待されます。

今回の会議では以下の4つのセクションに分かれて発表が行われます。

セクション1: 文学、言語学
セクション2: 歴史、社会学
セクション3: 経済、法律、政治
セクション4: 文化、宗教

3月18日(金)にドイツ人研究者、日本人研究者それぞれ4名の基調講演が行われます。3月19日 (土)および3月20日(日)の午前にセクションに分かれて発表が行われます。それぞれの講演は20分で10分の質疑応答を予定しています。20日の午後には総ての研究者が一堂に集まり、それぞれのセクションでの発表を報告していただき、今後の展望について議論していきたいと思います。

セクションでの講演希望の方は2010年5月17日までに日本研究、セクションX(ご希望のセクション名)と書いて、下記事項を明記した上で会議事務局(konferenz[at]oag.jp)あてメールにてお申し込みください。
 
・氏名、肩書き、所属団体
・セクション
・題名

その際、講演レジュメをお送りください。レジュメは印刷し、出席者に配布されます。ドイツ人の出席者向けに配るため、レジュメのドイツ語訳が必要です。日独両国語のレジュメを合わせてワードドキュメントA4サイズ 1ページにまとめ、添付ファイルにてお送りください。ドイツ語はTimes New Roman 12ポイント、日本語は明朝 10.5ポイントでお願いいたします。

また講演に際し必要な機材がありましたら事前にご連絡ください。会議事務局は2010年6月30日までにお申込みに対する確認のご連絡をいたします。

講演原稿は2011年1月31日までにワードドキュメントにてお送りください。原稿はOAGとGJFのホームページに載せ、またCDにて当日参加者に配布されます。原稿は講演より長くなっても構いませんが、脚注や参考文献リストも含めてA4サイズ 12ページを越えないようお願いいたします。また講演原稿のうちいくつかは後日出版される可能性があります。

参加費用は無料です。なお宿泊は自己負担になります。ご希望の方々にはいくつかのホテル等をご紹介いたしますが、ご予約はご自身でお願いいたします。

2010年2月4日