<中央大学>フィッシャー‐リヒテ教授(ベルリン自由大学)講演会とセミナー
中央大学文学部ドイツ語文学文化専攻では下記の日程でエーリカ・フィッシャー=リヒテ教授の公開講演会と公開セミナーを開催します。フィッシャー=リヒテ教授は今回、早稲田大学演劇博物館グローバルCOEプログラムの招聘で来日されます。また同教授の著書『パフォーマンスの美学』が、この秋に日本でも翻訳刊行される予定です。

中央大学文学部の講演会でフィッシャー=リヒテ教授は、明治大正期の日本演劇のヨーロッパ公演、特に川上一座の公演がドイツ・ヨーロッパの演劇改革運動に与えた影響に関して、「パフォーマンスの美学」と「演劇の結び合い(Verflechtung)」という視点から分析する予定です。

またセミナーでは戯曲と舞台上演それぞれのテクスト性とパフォーマンス性について分析する方法を、レッシング作『エミーリア・ガロッティ』の戯曲、トーマス・ラングホフ演出の上演、クリストフ・マルターラー演出の上演を例として解説する予定です。同教授から直接意見をいただける貴重な機会ですので、多くの皆様の来場をお待ちしています。


○公開講演会
テーマ:20世紀初頭におけるドイツ演劇と日本演劇との結び合い
日時: 10月1日(木) 11時00分~12時30分
場所: 中央大学多摩キャンパス文学部棟(3号館) 3453教室
司会・通訳: 高橋慎也(中央大学文学部教授)
* 申し込み不要です。また講演の要約を配布する予定です。

○公開セミナー
テーマ:戯曲と舞台上演のテクスト性とパフォーマンス性の
相互関連 - レッシング作『エミーリア・ガロッティ』を例として
日時: 10月1日(木) 14時00分~16時00分
場所: 中央大学多摩キャンパス文学部ドイツ語文学文化専攻共同研究室(3号館5階)
司会: 高橋慎也(中央大学文学部教授)
* 使用言語はドイツ語です。会場の席数に限りがありますので、事前に参加申し込みしてください。当日申し込みも可能です。


連絡・問い合わせ先:
中央大学文学部ドイツ語文学文化専攻研究室
Tel:042-674-3739

* 新型インフルエンザの影響で開催予定を変更する可能性も考えられますので、学外から参加される場合には事前に上記連絡先にてご確認いただければ幸いです。