<ドイツ語協会>「ドイツ語協会」東京支部のご案内
「ドイツ語協会」東京支部のご案内


 「ドイツ語協会」(Gesellschaft für deutsche Sprache) の東京支部〔日本初〕が、2008年10月1日、学習院大学(東京・目白)に設置されました。諸般の事情により、ご報告がたいへん遅くなり申しわけありません。当協会(GfdS)は1947年に創設された、「ドイツ語のいま」を把握しつつ、学術研究を土台としての言語使用について広い提言を行っていく組織であり、ドイツ連邦共和国のWiesbadenに本部を置き、2009年4月現在、世界約30ヶ国(日本を含む)に90近い支部を展開しています。各支部においては、本部との緊密な連携と協力関係のもと、ドイツ語やドイツ語による言語文化にまつわる講演会を適宜開催しています。日本では、まだ会員数がきわめて少ない当協会ですが、学術的見地からのドイツ語(使用)に興味のある方ならどなたでも入会でき(年会費は、個人会員が40 ユーロ)、会員には、協会誌(機関誌) „Der Sprachdienst“ が、年間六分冊送付されます。各号には、ドイツ語による言語文化、ならびにその周辺領域にまつわる論考、エッセイ、耳寄りな情報が満載で、たとえば、2009年第2号では、「2008年にもっとも人気のあった(ドイツ人の)名前」、「ドイツ人と方言」といったテーマが取り扱われています。また、ドイツ語についての質問に無料で回答を得られるサービス (Sprachberatung) を受けられるなどの特典があります。日本における「ドイツ語協会」会員は、自動的に東京支部のメンバーとなりますが、重ねての会費徴収はありません。日本初となる東京支部の実質的活動はまだ緒についたばかりであり、今後の学術講演会などの活動計画を模索・思案中の段階ではありますが、当支部の活動が、日本におけるドイツ語研究やドイツ語教育の活性化に微力ながらも役に立てばと考えております。興味、関心をもたれた方は、是非ご入会ください。www.gfds.deで、入会方法、会費などをチェックすることができます。あるいは、下記にお問い合わせください。
 
171-8588 東京都豊島区目白1-5-1
学習院大学文学部 渡辺学 研究室内
ドイツ語協会東京支部
Fax.: 03-5992-9309
manabu.watanabe_AT_gakushuin.ac.jp
(_AT_は、@)

2009.5.1.
ドイツ語協会東京支部支部長
(事務局代表)
渡辺 学