<ドイツ語教育研究会>第114回例会開催のお知らせ

日本独文学会関東支部主催・日本独文学会ドイツ語教育部会協賛
ドイツ語教育研究会 第114回例会のご案内

標記の会を下記の要領で開催致します。皆様お誘い合わせの上、ご参集下さいますよう
お願い致します。

★★★日時:2009年 3月 18日(水)15:30 ~17:30★★★

春休みのため,変則的な開催日時となっています。
教授法ゼミナール開催前日です.

場所: 東京ゲーテ・インスティトゥート (304教室)

内容:アルファベットの正しい書き方とドイツ語学習
林 エルケ(上智大学)


文法と語彙は、ドイツ語学習に不可欠な知識として昔から言われています。最近
は、コミュニケーション能力も必要だと一般的に認められています。しかし、よく
考えてみると外国語学習においては、さらに必要な要素が存在するのではない
かと思われます。それは文字の読み書きの学習です。すなわち、ドイツ語の場
合、ローマ字のブロック体と筆記体の学習です。
文字を瞬時に判断し、正しく読む能力があれば、語彙や名詞の格変化など把握し
やすく、覚えやすくなります。逆に言えば、文字を読む能力が不十分な外国語学
習者は、読み間違いにより語彙や名詞の格変化を間違えて覚えてしまうおそれが
あるということです。同じ単語を様々な発音で読んだり、男性3格と4格を頻繁に
間違えたりすることともつながっています。
また、どの文字が書いてあるかを直ぐに判断できない場合、ある言葉を4・5回
繰り返して読んだりすることがあります。それにより読むペースが遅くなるだけ
ではなく、読んでいることの意味を理解するのに苦労する原因のひとつとなります。
この発表では、日本人学習者はドイツ語アルファベットのどの文字を読み間違え
やすいか、また、その原因について考えてみたいと思います。


申し込み
不要ですが、配布資料準備の都合上、参加をお決めの方は、あらかじめ下記事務
局までご連絡頂けると幸いです。もちろん当日飛び入り参加の方のための資料も
準備をしておく予定です。

ドイツ語教育研究会
日本独文学会関東支部主催・日本独文学会ドイツ語教育部会協賛
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jgg/kyoiku-bukai/deutschwald/kenkyukai.htm

連絡先maulwurf[at]shinshu-u.ac.jp([at]→@)
事務局:松岡幸司