<東京大学>ブレヒト会議「崩壊したブレヒト像 ― ブレヒト研究の再出発」
ブレヒト会議(東京大学駒場キャンパス)

崩壊したブレヒト像 ――ブレヒト研究の再出発


 ベルトルト・ブレヒトは有名な作家であり、二十世紀のドイツ文学を代表する作家の一人です。しかしこのブレヒトの全体像は重大な修正を迫られています。ブレヒト研究において既にどのような新しい研究があり、また今後どのような研究がなさなければならないのでしょうか。こうしたテーマでブレヒト会議を開催したいと思います。

 こうしたテーマを論ずるにあたり、お二人のゲストをお迎えします。一人はヤン・クノップ教授で(ドイツ文学専攻)であり、もう一人はヨアヒム・ルケージ博士(音楽学専攻)です。お二人はカールスルーエ大学の Arbeitsstelle Bertolt Brecht でお仕事をなさっており、クノップ教授はその所長でいらっしゃいます。お二人は二つの領域の現在の研究状況についてお話下さいます。クノップ教授はブレヒトの戯曲と叙情詩について、またルケージ博士は「役に立つ歌 ―― 音楽上のマテリアルを用いたブレヒトの仕事」という題でお話して頂きます。

 興味のおありの方は是非ご参加下さい。そしてお二人の講演の後にはそれぞれ討論を行います。討論にも是非ご参加下さい。
 日 時: 2007年9月29日(土)14時より17時まで
 場 所: 東京大学教養学部 駒場キャンパスI
 18号館4階コラボレーション・ルーム1
 (京王井の頭線「駒場東大前」駅下車)
 ご質問のある方は、高橋宗五までお尋ね下さい(メール・アドレス: ANA47004 AT nifty.com)。