<東京演劇アンサンブル>『ウィーンの森の物語』ホルヴァート生誕120年記念公演のお知らせ
東京演劇アンサンブル『ウィーンの森の物語』
ホルヴァート生誕120年記念公演のお知らせ
Ödön von Horváth: Geschichten aus dem Wiener Wald
Die Aufführung des Tokyo Engeki Ensembles am Tokyo Metropolitan Theatre

愚かさといったものほど、
永遠を感じさせるものはない。

 オーストリアの国民的劇作家エデン・フォン・ホルヴァート(Ödön von Horváth, 1901-1938)の生誕120年を記念して、代表作『ウィーンの森の物語』を東京演劇アンサンブルが公演します。
 ナチスが政権を掌握する前夜、経済的不況の真っただ中にある1931年にベルリン・ドイツ座で初演された同作品は、作者存命中の最大のヒット作であり、クライスト賞受賞の栄誉に結びつくなど、文字通りホルヴァート戯曲の最高傑作としての評価を確立しています。ドイツ語圏では頻繁に上演される人気作品ですが、残念ながら日本ではこれまでほとんど取り上げられてきませんでした。
 ヴァイマル共和政下で始まった民主主義的な社会のなかで、「女性の自己実現」という新しい生き方に憧れを抱いて、自由恋愛で子供を儲けた女性主人公マリアンネが、厳しい経済状況のなかで「ヌードダンサー」へと転落、最後は子供の死別で忌み嫌っていた小市民的世界へとふたたび回収されるまでの一連の経過が社会批判的に扱われています。
 不安を抱えながら変動していく時代、新しい時代を享楽的に、しかし懸命に生きようとした1931年当時のウィーンの人びとを、2021年のコロナ禍の東京に投影して描き出します。ご来場の際は、会場での新型コロナ感染症対策にご協力ください。



  『ウィーンの森の物語』
  作:エデン・フォン・ホルヴァート
  訳・ドラマトゥルク:大塚直
  構成・演出:公家義徳

日時: 2021年3月6日(土)~14日(日)  【3月8日(月)・9日(火)休演】
開演: 3月6日(土) 17:00~ *緊急事態宣言の延長を受けて開演時刻を変更しています。
     3月7日(日)、10日(水)、13日(土)、14日(日) 14:00~ 
3月11日(木)、12日(金) 18:30~ 
      ★上演時間は休憩を含めて約2時間半を予定しています。
★開場は開演の30分前。全席自由(チケット発券順のご入場となります)。
      ★3/7、10、13の終演後はアフタートークを行います。
        7日:堀潤(ジャーナリスト)、10日:望月衣塑子(東京新聞社会部記者)、
        13日:大塚直(翻訳・ドラマトゥルク)
会場: 東京芸術劇場シアターウエスト 〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
料金: 当日4500円  前売り(一般)3800円  前売り(30歳以下)3000円
★ただし、6日(土)と10日(水)はロープライスデーにつき、一律2500円です。
■詳細はwebで。 URL: http://www.tee.co.jp

■チケット申し込み:
 東京演劇アンサンブル
 制作:小森明子・太田昭
 〒352-0011 埼玉県新座市野火止3-16-24
 Tel. 048-423-2521/Fax. 048-423-8738/e-mail: ticket_A_tee.co.jp (_A_=@)

文責:大塚直(翻訳者)