<早稲田大学>講演会「ブレヒトの夕べ」
皆さま
12月初めに催される講演会のご案内を差し上げます。

2006年は、イプセン没後100年、ベケット生誕100年に当たり、ブレヒトについても没後50年となります。いわば、現代演劇の節目となる年です。早稲田大学演劇博物館21世紀COE演劇研究センターでも、ベケット・シンポジウム、イプセン・フェスティバルなどを主催してきましたが、その最後に「ブレヒトの夕べ」を催したいと存じます。

講演者: ヤン・クノプフ氏/ヨーアヒム・ルケージー氏
講演タイトル: ブレヒト劇を考える
言 語: ドイツ語(通訳あり)
日 時: 2006年12月5日(火)16時30分~18時30分
場 所: 早稲田大学西早稲田キャンパス 14号館801会議室
      予約無用/参加無料

ヤン・クノプフ教授(カールスルーエ大学)は、ブレヒト30巻全集の編者、ブレヒト・ハンドブックの編著者であり、現代のブレヒト研究をリードする研究者です。1989年以降、カールスルーエ大学ブレヒト資料館の館長を務めています。
また、ルケージー博士はハンドブックの共編著者であり、ブレヒト資料館を拠点に活躍する音楽学者です。今回の講演会では、クノプフ教授はブレヒト劇の特質について、ルケージー博士は『三文オペラ』の1928年初版について、報告していただく予定です。通訳つきの講演会であり、研究者だけでなく、演劇や文学に関心を持つ多くの方々にご参加いただければ、と望んでおります。両講師と参加者のあいだに活発な意見交換のなされる「ブレヒトの夕べ」を実現し、対話を好んだブレヒトに迫りたいと存じます。

皆さまのご参加をお待ち申し上げております。また、周りの方々にも、この講演会のことをお伝えいただければ幸いです。


秋葉裕一  AKIBA Hirokazu
早稲田大学坪内博士記念演劇博物館 副館長
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