<東洋大学>展覧会「花と妖精のヨーロッパ―挿絵が誘う〈もうひとつの世界〉―」 |
日本独文学会のみなさま
東洋大学の井上円了記念博物館におきまして、19世紀前半から20世紀前半にかけて ボタニカルアートの発展系の一つとも位置付けられる「妖精画」を描いた 3人の挿絵画家の作品を約20点、下記の通り展示しています。 テーマ:花と妖精のヨーロッパ―挿絵が誘う「もうひとつの世界」― 期間: 2016年6月12日(日)~7月17日(日) 場所: 東洋大学白山キャンパス井上円了記念博物館 開館時間: 月火水木金:9時30分~16時45分 土:9時30分~12時45分 休館日: 6月19日、26日、7月3日、10日 *7月16日(土)、7月17日(日)はオープンキャンパスのため 9時30分から16時45分まで開館しています。 詳しくはこちらのHPへ(チラシデータ含) http://www.toyo.ac.jp/site/museum/102447.html 【挿絵画家3人】 1.フランスの風刺画家J・J・グランヴィル(J.J. Grandville, 1803-1847) 2.スイスの絵本画家エルンスト・クライドルフ(Ernst Kreidolf, 1863-1956) 3.イギリスの挿絵画家シシリー・メアリー・バーカー(Cicely Mary Barker, 1895-1973) 彼らの作品で特徴的なのは、“自然”の表象、すなわち森や野原の植物、虫たちを、 シニカルに、フォークロリックに、ノスタルジックに描いているところです。 風刺画と寓話、写実と空想のはざまに位置するシュールな挿絵世界といえるでしょう。 本展において、そうした作品を比較考察しています。 今回は私が監修させていただきました。 お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。 また、興味のある学生さん等にお知らせいただければ幸いです。 大野寿子@東洋大学 |