<オーストリア現代文学ゼミナール>招聘作家Clemens J. Setz 参加及び発表募集

第25回 オーストリア現代文学ゼミナール (11月11日ー13日、招聘作家:Clemens J Setz ) 参加及び発表募集

現代オーストリア文学の中でもユミークな作家活動をしていSlemens J. Setzを迎えて、第25回目となるオーストリア現代文学ゼミナールが野沢温泉村で行われます。詩作、エッセイ、短編小説から長編小説に渡るSetzの作品は、数多くの賞を受賞しています。ポスト・モダンの無関心、漫画やコンピューター文化、インターネットコミュニケーション、トランスヒューマニズム、神経科学、または思春期、家族、愛、死といった大きな文学テーマを幅広く扱っているSetz作品は、現代という時代に幅広く張り巡ら震度計のような語り口で、「ナボコフのように悪意に満ち、ディビット・フォスター・ウォレスのような達人技で」(Welt am Sonntagから)今ここにある西洋という世界を理解しようとしていると言えるでしょう。

第25回オーストリア現代文学ゼミナールは11月11日(金)から13日(日)にかけて、野沢温泉村で開かれます。Clemes J. Setzを交えて、Setz作品について研究発表及びディスカッションを行います。
ゼミナールの詳細については:http://www.onsem.info
参加及び発表申し込みは7月31日まで:http://www.onsem.info/anmeldung/

発表申し込みについて
発表ご希望の方は申し込み期日までにお申し込みください。ゼミナールで扱う主要作品は Die Liebe zur Zeit des Mahlstädter Kindes です。本作品について様々なパースペクティブで論じたもの、その他の作品論、Setz作品を横断したテーマ等を扱った研究発表を受け付けております。ディスカッションの元になる、デーゼやステイトメントの発表も歓迎です。発表言語はドイツ語で、発表時間は20分から25分です。発表要旨は150語以内。発表要旨の提出期限は9月15日です。

問い合わせ先:Claus Telge (claus.telge@let.osaka-u.ac.jp), Bertlinde Vögel
(bvoegel@lang.osaka-u.ac.jp), Sugi Shindo (shindou.sugi@nihon-u.ac.jp)