ドイツ語教員養成・研修講座開講のお知らせ |
2013年7月
日本独文学会ドイツ語教員養成・研修講座 実行委員会 ドイツ語教員養成・研修講座開講のお知らせ 日本独文学会は,ドイツ語教育部会,東京ドイツ文化センターと共催で,標記講座を開いています。現在開講中の講座は,2013年9月で終了いたします。それに伴い,2013年10月から新しい講座を開講いたします。この講座からワークショップの開催場所として九州大学が追加されました。多くの会員の皆様の参加をお待ちしています。 本講座の目標は以下の3点です。講座では,受講者と十分な議論ができる場の形成を目指します。 1 .ドイツ語教育について共通の理論的基盤を獲得する。 2. 独力でシラバスを編成し,授業プランを立てて実践できる。 3. 外国語教育を含むカリキュラム全般について科学的根拠に基づいた責任ある発言ができる。 講座の構成 1. オンライン授業 2. ワークショップ ○モジュール方式でテーマを設定し,オンライン授業では,受講者は与えられた課題にメールで回答を担当講師に送り,担当講師からコメントを受信します。 ○モジュール毎に1回開かれるワークショップ(土曜日午後2~6時)では、後半で課題について講師による導入・解説が行われます。それを基に、受講者はレポートを作成します。次のワークショップの前半で、レポートに関する討論が全体で行われます。ワークショップは、慶應義塾大学日吉キャンパス(関東会場)、大阪大学豊中キャンパス(関西会場)、九州大学箱崎キャンパス(九州会場)を会場とし、三地点を結んでのTV会議方式をとります。 講座の概要 1. 参加資格:日本独文学会会員および教育部会準会員(非会員でご希望の方は委員会までご相談下さい) 2. 期間:2年 ただし1年ごとの参加も可能です。初めての受講の場合には、1年目からの受講のみ可能です。2年目からの受講は、過去に前期講習を受講済み、あるいは前期講習を受けたのと同等の資格があると認めた場合に限ります。 3. 開講:2013年10月 4. 申込み受付:2013年8月1日(木)~9月30日(月) 5. 申込み先:http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P99172301に申込みフォームがあります。 6. 講座参加費(1期1年): ¥32,000(予定;但し、教材費は自己負担。大学院学生は¥3,000割引) 7. 募集参加者数:20名程度 8. 教材:吉島茂・境一三(著)『ドイツ語教授法―科学的基礎作りと実践に向けての課題』(三修社2003年10月)、吉島他訳『外国語教育Ⅱ ― 外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠 ― Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment ―』 1)(朝日出版社2004年10月)、Neuner, G. & Hunfeld, H. (1993): Methoden des fremdsprachlichen Deutschunterrichts: Eine Einführung. Fernstudienangebot Deutsch als Fremdsprache 4 (Langenscheidt), Profile deutsch (Langenscheidt, 2005) 9. 参考書:Fernstudienangebot ほか 10. 参加証:講座修了後、日本独文学会、ドイツ語教育部会、ゲーテ・インスティトゥートの連名で発行。 11. 各モジュールのテーマ:別紙参照http://www.jgg.jp/modules/downloads/index.php?page=singlefile&cid=1&lid=91 12. 授業参観 • 実習は受講者が個別に行います。講座が仲介した授業に出向き、担当教員の授業を参観します。 • 参観した授業は原則としてビデオで撮影をします。 • 参観した授業の分析・報告をレポートとして提出し、ワークショップで検討します。 13. 実習(実験授業) • 実習は受講者が個別に行います。ただし、勤務校を持たない受講者については、本講座実行委員会が実習校の斡旋をします。 • 実習に際しては、実習校の教員、または本講座実行委員がBetreuerとして付きます。 • 実習はビデオで撮影をします。 • 実習者(受講者)はBetreuerの指導のもとにレポート課題として実習の報告を作成し、本講座に提出します。 • ワークショップで、実行委員会が選んだ実習ビデオをPlenumでの検討対象とします。 14. 問い合わせ先:日本独文学会ドイツ語教員養成・研修講座実行委員会:dafkurs-open@jgg.jp 1) ヨーロッパの47ヶ国が参加しているCouncil of Europe(欧州評議会)が、各国間の外国語教育の内容を比較可能にするため、30年以上に亘る協議をまとめ、参照枠を作成し、2001年に刊行された。各言語での版が出ており、インターネットで見ることが出来る。CEFR、ドイツ語ではReferenzrahmenと省略されている。日本語版は当講座のホームページからダウンロード可 ↓ 申し込み受付け通知 ↓ 受講受付確認、受講要領(各モジュールの日程、購入教材、受講上の注意等) ↓ 第1回モジュールのワークショップに参加 ↓ モジュール課題とレポート締切日をMoodle上で確認 ↓ 課題のレポートを期日までにMoodleに送付 ↓ 講師からメールによるコメントを受け取る ↓ 必要に応じ、Moodleに質問、提案等を投稿 ↓ 回答締切後にMoodleに掲載される次回ワークショップの予定課題を確認 ↓ ワークショップへの参加 ↓ 次のモジュールへ |