アジア・ゲルマニスト会議2008年金沢大会記録論集刊行のお知らせ
アジア・ゲルマニスト会議2008年金沢大会記録論集刊行のお知らせ


2008年8月に開催されたアジア・ゲルマニスト会議金沢大会(総合テーマ:Trauskulturalität - Identitäten in neuem Licht)の記録論集が、このたび下記の通り刊行されました。

Transkulturalität - Identitäten in neuem Licht. Herausgegeben von Ryozo Maeda im Auftrag der Japanischen Gesellschaft für Germanistik und in Zusammenarbeit mit dem Redaktionskomitee des Dokumentationsbandes der Asiatischen Germanistentagung 2008, München: IUDICIUM 2012. (928 Seiten) ISBN 978-3-86205-099-4

2008年8月末無事大会が終了した後、アジア・ゲルマニスト会議金沢大会実行委員会が解散し、実行委員会メンバーと分科会責任者からなる編集委員会が新たに発足しました。2009年夏の論集刊行を目指して、編集作業に入りましたが、編集作業に予想を超えた労力と時間を費やすこととなり、予定を大幅に超過してようやく刊行に漕ぎつけることができました。この間、原稿をお寄せいただいた方々には長期間にわたりお待ちいただくことになり、ご迷惑をおかけいたしました。編集責任者として、お詫び申し上げます。幸い、DAADの刊行助成も当初認められていた額が支給され、また版元のIUDICIUM社にも、見積時よりページ数が20%以上も増えてしまったにもかかわらず、見積額での刊行を引き受けていただきました。金沢大会に参加され、記録論集を申し込まれた方々には、すでに出版社から本が1部ずつ発送されております。
学会事務局には、在庫が20部ほどございます。ご希望の学会員は、市価98ユーロのところ、4,000円(郵送料込み)で頒布いたします。お申し込みは、学会事務局(メールフォームhttp://www.jgg.jp/mailform/buero/を利用、またはTEL.:03-5950-1147)にて受付ます。
最後になりましたが、長期にわたる編集作業に携わってこられた編集委員会メンバーのみなさま、および厳密な校閲作業を行っていただいたIUDICIUM社編集部に心より感謝申し上げます。
2012年6月 前田良三