Japanische Gesellschaft für Germanistik
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R・W・ファスビンダーへの長い旅(T.Shibutani)[J]

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映画批評
  投稿日: 2006-9-25 0:38
渋谷哲也(東京国際大学)
 きっかけはまったく知らぬ人からの一本の電話だった。2001年10月末だった。その人物曰く、あるドイツ映画を輸入し日本上映をするので手助けして欲しいとのこと。その映画とは『ベルリン・アレクサンダー広場』、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の上映時間15時間に迫る超大作だ。私がやるべき仕事はこの映画に日本語字幕をつけることだった。これは恐ろしく骨の折れる作業になるだろう。そもそも当時の私は映画の字幕をきちんとつけた経験がなかった。大学院のゼミで真似事のようなことはやったが、仕事として責任を持って請け負うのは初めてである。やれるかどうか心配だったが、字数やタイミングの調整、表記の統一などは字幕会社のスタッフに任せればいいということだった。つまりこちらは表現を切り詰めた日本語訳をとにかく出していけばよい。とはいえ15時間分の字幕である。しかも当時の私は映画版を通して見た事はおろか、原作小説を読んだことさえなかった。これは大変なことに巻きこまれようとしている。電話の向うの説明の言葉を聞きながら、私はひどく動揺した。

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「ドイツ映画祭2006」報告(Y.Yamamoto)[J]

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映画批評
  投稿日: 2006-9-4 8:22
山本佳樹(大阪大学)
 去る7月16日から20日まで、有楽町朝日ホールで「ドイツ映画祭2006」が開催された。東京文化センターの「映像の新しい地平」の企画としては5年目、主催者に朝日新聞社とドイツ映画輸出協会が加わった大規模な映画祭としては2年目となる。近年とくに元気がよいといわれるドイツ映画の最新作から、長編が10本、短編が4本、そしてドイツ時代のルビッチの無声映画が4本上映された。「日本におけるドイツ年」ということもあって新作長編が20本もあった昨年と比べると、およそ半分の規模である。

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「ドイツ映画祭2006」(M.Iida)[J]

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映画批評
  投稿日: 2006-7-15 14:38
飯田道子(立教大学)
この週末から5日間にわたって(7月16日-20日)ドイツ映画祭が開催される。場所は昨年と同じ有楽町朝日ホール。今回は昨年から今年にかけてドイツで公開された最新作をそろえている。今回プレミア上映される作品を中心に見どころをご紹介したいと思う。

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安岡 正義(大分大学)
 文科省の大学設置基準の大綱化以降、多くの大学で外国語にかかわる教員や必修単位数などの削減が行なわれたようです。この削減を良しとするわけでは決してないにせよ、これに関して大分大学の事例をご紹介し、ドイツ語教育の効果について以下に私見を述べてみます。

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国際日本学への貢献(S.Itoda)[J]

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理事のリレーエッセイ
  投稿日: 2006-4-10 0:02
井戸田総一郎(明治大学)
私が勤務している明治大学文学部とウィーン大学人文学部は2001年から毎年、場所を東京とウィーンで交互に変えながらシンポジウムを開催しています。総合テーマは「東京とウィーン-日常と余暇」で、今年3月初めに行われた分も含めてこれまで5回にわたって、文学・演劇学・歴史学・社会学等の専門領域から若手研究者も含めた学際的シンポジウムを組織してきました。組織の中心になっているのは、文学部ドイツ文学専攻とウィーン大学側は日本学専攻ですが、これまでにウィーンからはセップ・リンハルト氏を初めとする日本学のメンバー以外に、ゲルマニストのヴェンデリン・シュミット-デングラー氏、演劇学のブリギッテ・マルシャル氏、歴史学のフランツ・エーダー氏等が参加しています。明治大学の側でも、ドイツ・オーストリア文学関係以外に、前歌舞伎学会会長の原道生氏、歴史学の山田朗氏等が講演を行いました。

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新野 守広(立教大学)
 2006年3月末にドイツ関連の二つの舞台公演がありました。ひとつはベルリン・ドイツ座の来日公演『エミーリア・ガロッティ』(彩の国さいたま芸術劇場と山口情報芸術センター)、もうひとつはベルリンで活躍する演出家ルネ・ポレシュが日本人俳優に客演出した『皆に伝えよ! ソイレント・グリーンは人肉だと』(tpt制作、ベニサン・ピット)です。この原稿を書いている現在、東京江東区のベニサン・ピットでの公演ははじまったばかりです。

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浜崎桂子(Hamazaki Keiko 神戸市外国語大学)
例年にない寒さの厳しい冬の空を眺めていると、過ぎし夏の晴れ渡ったパリの空は、ずいぶん遠い過去のことのように思われる。(これは、筆者の怠慢でこのコラムを書くのがずいぶん遅くなってしまったためなのだが。関係のみなさま、ごめんなさい。)

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平田栄一朗(慶應義塾大学)
 二〇〇五年のバイロイト音楽祭で『トリスタンとイゾルデ』を演出したクリストフ・マルターラーは押しも押されもせぬ巨匠である。一九九三年の『ヨーロッパ人をやっつけろ』(ベルリン・フォルクスビューネ劇場制作)以来、次々と話題作を発表し、いまやドイツ語圏を代表する演出家の一人となった。マルターラー演劇の真骨頂は、少数派の好事家をうならせる実験的な上演に挑戦しているのに、一般客にも人気があることである。物語性はほとんどなく、台詞は断片的で意味不明、身振りと劇の進行は緩慢、しかも俳優たちは上演中に眠ったように動かなくなる…。非劇的な要素を大胆に舞台化しているのに、観客は退屈するどころか哄笑し、舞台に引き込まれる。マルターラー演劇はアヴァンギャルドとポピュラリティという相反しがちな要素が両立しうる稀有なカルト演劇である。

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揺れる心(M.Iida)[J]

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映画批評
  投稿日: 2006-1-24 9:36
飯田道子(立教大学)
『白バラの祈り―ゾフィー・ショル、最期の日々』
Sophie Scholl - die letzten Tage

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「一年の計」(R.Maeda)[J]

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理事のリレーエッセイ
  投稿日: 2006-1-9 11:03
前田良三(立教大学)
「日本におけるドイツ年」の期間も半分以上が過ぎた。これからどんなイベントに行きましょうと考えながら,公式サイト( http://www.doitsu-nen.jp/index_JA.html )を眺める。「半分以上が過ぎた」などと書いたけれど,展覧会やコンサートは2006年4月を過ぎてもまだまだ盛りだくさん。12月まで続く連続コンサートもあり,「ドイツ年」はこれからいよいよ佳境に入るところ。実は,これまで知人や学生に「ドイツ年」のお奨め情報を紹介するのに追われ,自分はそれほど出かけていないことに気がついた。これではいけない。一年の計は元旦にありというので,以下,展覧会関係を中心にぜひ行きたい催しのごく一部を挙げてみる。

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