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Nevilleのこと(A.Fujimoto)[J]

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文学コラム
  投稿日: 2006-9-25 8:35
藤本淳雄
新野守広さんからのお知らせとお勧めで、2月にヤエル・ファーバーの『モローラ』を観に行った。ギリシア悲劇のエレクトラとオレステイアの復讐物語を、南アフリカのアパルトヘイト廃絶後の現実から捉えなおした野心作である。上演された神奈川の青少年センターホールから、感動を抱えて桜木町の駅に向かう途上、思い出していたのはNevilleのこと、演出家か出演者にこのゲルマニストのことを尋ねてみたかった。

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シラー没後二百年祭(A.Aoki)[J]

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文学コラム
  投稿日: 2005-12-14 21:29
青木敦子(学習院大学)
 「『群盗』公演 ― 失敗?!」― 今回のヴァイマル・シラー祭のプログラムには、ちょっとしたハプニングがあった。予定されていたヴァイマル国立劇場の劇団主宰の『群盗』が、俳優の病気で急遽ベルリンの役者たちによる“Räuber-Short”と題されたパフォーマンスに変更されたのだが、公演が始まるや劇場は観客の怒りでいっぱいになってしまった。机を前にして座った四人の俳優が主要な役所の台詞を朗読、舞台向かって左側に腰掛けているのは合唱隊。そして、彼らのバックに置かれたスクリーンには、意味不明の映像が流され、それも次第に暴力的で残酷なシーンに変わってゆき、不快な電子音楽とともに際限なく繰り返されるので、途中で「止めろ!」と声を上げながら席を立つ聴衆もいたほどだ。公演後は、地元の新聞を筆頭に批判の声ばかり寄せられ、翌日の講演会に参加したドラマトゥルクは、「あれがなぜシラーの『群盗』なのか」、といった非難への対応に大忙しの様子だった。四人の俳優のうちの一人は、元赤軍派幹部の息子という話も裏で飛び交い、それがまた批判を助長したようである。翌日の『マリア・ストゥアート』は、シラーの作品をそのまま使ったものであったが、マリアとエリーザベトを除く役柄はすべて黒服を来た合唱隊だったので、誰が誰の役をやっているのかさっぱりわからない、というのが大方の感想であった。

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磯崎 康太郎(明治学院大学)
アーダルベルト・シュティフターの生誕200年に当たる2005年は、上部オーストリア州、チェコ、バイエルン州にまたがり、「穏やかなセンセーション」と題されたシュティフター年公式企画の枠組みで、多彩な行事が催されている。シュティフターを「語る」、「見る」、「読む」、「聴く」というセクションに分かれ、討論会、展覧会、朗読会、演奏会の他、シュティフター所縁の地を散策する遠足等も計画されている。「シュティフター・ゴルフ週間」(8月21日~8月27日)という、シュティフター文学を朗読したうえで、シュティフターの生きた時代を料理やスライドで回顧しつつ、ゴルフまで楽しむというユニークな催しもある。

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小黒康正(九州大学)
 「教養」の牙城が動いた。2003年の盛夏、岩波書店が創業90周年事業の一環として「読者が選んだ〈私の好きな岩波文庫100〉」を新聞紙上で発表したのである。一般読者に岩波文庫創刊以来の全書目の中から愛読書3点を選んで投票してもらい、選ばれた2062点の中から上位100点を公表することで、古典離れが著しい若い世代に古典を味わう機会を与える、それが狙いだった。「教養」の巻き返しの中、ドイツ文学からは以下の4冊が躍り出る。

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