Japanische Gesellschaft für Germanistik
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三宅新三(岡山大学大学院社会文化研究科教授)
今から20年以上も前の話で恐縮だが、「5大オペラ作曲家の世界」というCD5枚からなるシリーズが日本コロンビアから発売された。ドイツ語圏を中心とした歌手たちによるオペラのアリア集だが、そのなかには名メゾソプラノだったクリスタ・ルートヴィヒが「ブリュンヒルデの自己犠牲」を歌った珍しい録音もある。ところでこのシリーズで言われる「5大オペラ作曲家」とは、モーツァルト、ワーグナー(ここではヴァーグナーではなくワーグナーと表記する)、ヴェルディ、プッチーニ、リヒャルト・シュトラウスの5人をさす。この選択は、世界の主要なオペラハウスで今日上演されているそれぞれの作品数を考えれば妥当なものだが、仮にこれらの作曲家たちのオペラを、「男のオペラ」か「女のオペラ」かに分類した場合、ヴェルディ以外はすべて「女のオペラ」を創作したと言えるのではなかろうか。ヴェルディのオペラの魅力はやはり男性像にある。もちろんヴェルディのオペラにも、『ラ・トラヴィアータ』のヴィオレッタ、『オテロ』のデズデモナなど有名なヒロインは数多く登場するが、彼女たちに共感するのは少なくとも私には難しい。なぜならばヴェルディが描く女性像には強さが欠如していると思われるからだ。その点でモーツァルトやワーグナーのオペラの女性主人公たちは異なる。彼女たちの魅力は何と言ってもその誇り高いたくましさにある。私が『モーツァルトとオペラの政治学』(青弓社)や『ヴァーグナーのオペラの女性像』(鳥影社)で一番書きたかったのは、モーツァルトやワーグナーのオペラに登場する女性主人公たちが持つそのような強さである。

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『シューマンの指』を読んで(H. Sekiguchi)[J]

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音楽批評
  投稿日: 2010-9-20 19:43
関口裕昭(明治大学)
今年で生誕200年を迎えるシューマンは、同い年のショパンの影に隠れて、日本での扱われ方はかなり地味である。書店に行っても、ショパン関係の本が何冊も平積みされているのに対し、シューマンの本は最近までほとんど見当たらなかった。不当な処遇に憤りを感じていたファンは私一人ではあるまい。しかしこのほど、こうした鬱憤をすべて吹き飛ばすような快著が現れた。奥泉光氏の小説『シューマンの指』(講談社)である。

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狂言 オペラに出会う(M. Komiya)[J]

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音楽批評
  投稿日: 2009-9-3 22:52
小宮正安(横浜国立大学)
「狂言風オペラ」なるプロジェクトで脚本を書くようになって、数年経つ。モーツァルトのオペラをベースに、2006年には『フィガロの結婚』、この秋には『魔笛』が初演された。読んで字のごとく、狂言とオペラを合体させたものだけれど、もう少し説明がいるだろう。

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日生劇場オペラ教室『魔笛』公演(I.Takashima)[J]

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音楽批評
  投稿日: 2008-3-23 20:51
高島 勲(演出家)
2008年11月に日生劇場で『魔笛』が上演されるが、その演出を私が担当することになった。『魔笛』は良く知られているだけに、現代の様々な解釈が施された演出でも、お客様は比較的抵抗なく受け入れてくださるようになってきた。「どう演出しても良いから、兎に角楽しくして欲しい。」といった意見から「高島さんがどう演出するか楽しみ」といった友人達の勝手な言葉に、「『魔笛』は難しく、自分にとっては卒論のようなもの…」とその演出の困難さを訴えるが、自分で選択してしまったのだから、言い訳しても始まらない。ただ、パパゲーノの台詞には非常に共鳴できる。

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三瓶愼一(慶應義塾大学)
 今年のバイロイト音楽祭では30回の公演が7月25日から8月28日まで行われた。「指輪」は,来年の新制作に向けて上演がなかった。私は8月8日から連日「オランダ人」(M. アルブレヒト指揮/グート演出),「ローエングリン」(シュナイダー指揮/ウォーナー演出),「タンホイザー」(ティーレマン指揮/アルロー演出),「パルジファル」(ブーレーズ指揮/シュリンゲンジーフ演出),「トリスタン」(大植英次指揮/マルターラー演出)の全5演目を観ることができた。

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シュトックハウゼン - ヴェーベルン(T.Sunaga)[J]

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音楽批評
  投稿日: 2005-10-3 22:41
須永恆雄(明治大学)
夏至を過ぎて間もない頃、久しぶりに来日した長老シュトックハウゼンの催し物を見物に天王洲アート・スフィアに出かけた。

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