| 小宮正安(横浜国立大学) |
「狂言風オペラ」なるプロジェクトで脚本を書くようになって、数年経つ。モーツァルトのオペラをベースに、2006年には『フィガロの結婚』、この秋には『魔笛』が初演された。読んで字のごとく、狂言とオペラを合体させたものだけれど、もう少し説明がいるだろう。
| 高島 勲(演出家) |
2008年11月に日生劇場で『魔笛』が上演されるが、その演出を私が担当することになった。『魔笛』は良く知られているだけに、現代の様々な解釈が施された演出でも、お客様は比較的抵抗なく受け入れてくださるようになってきた。「どう演出しても良いから、兎に角楽しくして欲しい。」といった意見から「高島さんがどう演出するか楽しみ」といった友人達の勝手な言葉に、「『魔笛』は難しく、自分にとっては卒論のようなもの…」とその演出の困難さを訴えるが、自分で選択してしまったのだから、言い訳しても始まらない。ただ、パパゲーノの台詞には非常に共鳴できる。
| 三瓶愼一(慶應義塾大学) |
今年のバイロイト音楽祭では30回の公演が7月25日から8月28日まで行われた。「指輪」は,来年の新制作に向けて上演がなかった。私は8月8日から連日「オランダ人」(M. アルブレヒト指揮/グート演出),「ローエングリン」(シュナイダー指揮/ウォーナー演出),「タンホイザー」(ティーレマン指揮/アルロー演出),「パルジファル」(ブーレーズ指揮/シュリンゲンジーフ演出),「トリスタン」(大植英次指揮/マルターラー演出)の全5演目を観ることができた。
| 須永恆雄(明治大学) |
夏至を過ぎて間もない頃、久しぶりに来日した長老シュトックハウゼンの催し物を見物に天王洲アート・スフィアに出かけた。


