Japanische Gesellschaft für Germanistik
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Anfang Oktober dieses Jahres fand unter dem Titel West-östliche Raumfigurationen: Wohnen – Unterwegssein ein bemerkenswertes Symposium an der Gakushuin Universität statt.Zwei Tage lang präsentierten zwanzig Wissenschaftlerinnen und Wissenschaftler aus Japan, Deutschland, Korea, Österreich und der Schweiz ihre Überlegungen zu diesem Thema, das sich als ungemein vielfältig erwies: Es ging um öffentliche Räume und privates Wohnen, um Haus, um Innenräume und den Garten, die Nachbarschaft, Bergwelten, Orte außerhalb des Alltags oder der Realität, um das Reisen zwischen Kontinenten und Kulturen, das Wohnen auf der Brücke, den Aufenthalt in Transitzonen und das Verweilen an Orten. Dabei wurden nicht nur westliche wie östliche Perspektiven auf- und eingenommen – von bekannten Philosophen wie Heidegger und Nishida oder weniger rezipierten wie Alfred Schütz und Augustin Berque; von Klassikern wie Musil, Thomas Mann, Endō Shūsaku, Ōe Kenzaburō bis zu jungen Autorinnen wie Kathrin Röggla und Murata Sayaka, nicht zu vergessen Ozu Yasujirō, Okada Toshiki, Christopher Alexander – all diese Perspektiven wurden darüber hinaus in der Diskussion hinterfragt, weiterentwickelt, zueinander in Beziehung gesetzt, um sich gemeinsam einem möglichen Gesamtbild des facettenreichen Themas anzunähern.

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村元麻衣(名古屋大学非常勤講師)
2016年10月29日、30日の2日間に渡り、第1回東アジアドイツ語教員会議が香港で開催され、中国、モンゴル、韓国、台湾、そして日本よりドイツ語教員が集まった(注1)。私はこれまで2度、ドイツのゲーテ・インスティトゥートでのドイツ語教員派遣プログラムに参加し、世界各国から集まった教員たちと共に、ドイツ語教育を通して学び合う機会に恵まれたが、ドイツ以外の場でのドイツ語教員の集まりに参加するのは、この東アジア会議が初めてとなった。

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Bericht über das 22. DaF-Seminar (N. Kanematsu) [D]

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外国語教育コラム
  投稿日: 2017-7-19 23:35
Nina Kanematsu (Goethe-Institut Tokyo)
Dieses Jahr fand das DaF-Seminar der Japanischen Gesellschaft für Germanistik (JGG) vom 17.bis zum20. März wie gewohnt im schönen Hayama statt.

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稲田隆之(武蔵野音楽大学)
 日本独文学会に所属させていただいているが、筆者の専門は音楽学である。自分の専門をこう紹介すると、たいてい「オンガク…ガク…!?」という戸惑いの反応が返ってくるのだが、こうした反応にもずいぶん慣れてきた。わたくしの専門はなかでも西洋音楽史で、研究の根本にある問いは、ロマン主義音楽がどのようにして生成し、どのようにしてリアリズムへと向かっていったのか、というものである。そうしたロマン主義音楽のあり方に、詩(言葉)が密接にかかわっている現象が非常に興味深い。

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葛西敬之(東京大学大学院博士課程)
2017年3月12日から17日の6日間にわたり、第59回ドイツ文化ゼミナールがリゾートホテル蓼科にて行われた。この通称「蓼科ゼミ」に筆者も参加したので、報告、というと堅いような気がするが、今回参加されなかった方、今後参加を考えている方に、今回の蓼科ゼミがどのようなものであったか少しお伝えできるようなものを、書きたいと思う。今後の参加のきっかけになることがもしあれば、望外の極みである。

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藤田恭子(東北大学)
 昨年8月末から約1週間、ハレ大学オリエント研究所(Martin-Luther-Universität Halle-Wittenberg, Orientalisches Institut)のクノスト博士(Dr. Stefan Konst)のご協力をいただき、シリア史を専門とする同僚の大河原知樹准教授とともに、ハレ市における難民の受入れ状況について調査を行った。そこで目にしたのは、難民の社会統合に向けて教育や行政の現場で進められている地道な努力であり、また各種の学校でドイツ語を学びながら将来を模索する難民、とくに若い世代の姿である。ドイツにおける難民受入れをめぐるメディア報道では、テロ事件、「ドイツのための選択肢 (AfD)」の支持拡大、「西洋のイスラーム化に反対する愛国的欧州者 (PEGIDA)」の反移民・反難民デモなどが取り上げられ目を引くことが多い。本稿では、それらとは様相を異にするドイツの一面について、ご報告したい。

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政治的演劇の現在 (M. Harigai) [J]

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文化コラム
  投稿日: 2017-4-19 23:34
針貝真理子 (慶應義塾大学非常勤講師)
 2017年2月。この時期立て続けにふたつ、ドイツに関連して舞台芸術と「政治」との関わりを主題とする催しがあった。この季節には毎年TPAM(国際舞台芸術ミーティング)という舞台芸術の見本市 (注1)が横浜で開かれており、ドイツ語圏からも例年少なからぬアーティストや舞台関係者が来日する。それに関連しての催しである。ひとつはImpulse Theaterfestivalという演劇祭のディレクターで、TPAMで来日したフロリアン・マルツァッハー氏を迎え、「政治的演劇」をキーワードに東京のゲーテ・インスティトゥートで開かれた討論会(注2)(2月11日)であり、もうひとつはTPAMの拠点であるBankART1929という会場へドイツ思想の専門家、三島憲一氏を招いて開かれたシンポジウム「(改めて)公共性とは何か? 〜公共圏の創造を目指して」(注3)(2月17日)である。この両者をあえて比較するならば、前者はドイツからの視点、後者は日本からの視点で「演劇の政治性」が追究された場であったと言えよう。従来そもそも舞台芸術は政治性とは切っても切れない関係にあるものだが、現在の私たちは世界のどこにいようともその関係を問わずにはいられない状況にあるという認識、そしてこの状況を打破する手がかりを公共の場としての舞台空間に見出そうとする試みとが、このふたつの催しには通底していた。だが、その試みのあり方には大きな差異が見られた。

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田中周一(昭和大学)
 かつて訪れた岩手県の名所、浄土ヶ浜。その名のとおり、夕暮れに浮かび上がるその夢幻の姿は、極楽浄土を思わせるものでした。津波の被害で無残な姿となったその美しい海浜の岩山は、現在すでにその美しさを取り戻していると聞きます。(写真は浄土ヶ浜、筆者撮影。)

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ユダヤ音楽の現在を一瞥する (H. Kuroda) [J]

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文化コラム
  投稿日: 2017-2-15 18:12
黒田晴之(松山大学)
 きっと本会の多くの方はユダヤ人の音楽と言えば、メンデルスゾーンやマーラーあたりを思い起こされるだろうが、ここで扱うのは東欧ユダヤ人の音楽「クレズマー」である。ある研究によればドイツでは19世紀の終わりから、東欧ユダヤ人がしばしば文学や思想で取り上げられ、「本物のユダヤ人」として「創造」されたというから(注1)、かれらの姿にすでに馴染みのある方もいるだろう。あの黒いカフタンを着て髭もじゃというステレオタイプで描かれるユダヤ人である。この東欧ユダヤ人のあいだでは実に旺盛な音楽活動が営まれていた。こうした事実を朧気ながら知ったのは20年以上もまえで、Don Byronというミュージシャンが再現したMickey Katzの音楽によってである。Mickeyの音楽は正確に言うとアメリカのユダヤ人移民のそれで、東欧ユダヤ人のクレズマーと当時のヒット曲の継ぎ接ぎを、YiddishとEnglishのちゃんぽんYinglishで歌うという趣向だ。あからさまに笑いを持ち込むMickeyの芸に虜とはなったものの、この音楽にどのような背景があるのか手がかりはほとんどなかった。こうした状況に応える研究が2000年前後からぽつぽつ出始める。ささやかながら筆者も2011年にクレズマーをめぐる著書を出すことができた。ここではその著書刊行後の動きを思い付くままスケッチしてみたい(以下の文章では敬称を省略する)。ちなみに「クレズマー」(Klezmer)とは東欧ユダヤ人の楽士を意味したが、冷戦終結前後のワールド・ミュージックのブームによって、かれらの音楽一般を指すジャンル名としてすでに定着している。朝ドラ「あまちゃん」の音楽にも出てきたので、知らず知らずのうちに聴かれた方もいるだろう。

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浜崎桂子(立教大学)
 東京と変わらぬ猛暑の中、2016年8月23日~26日、ソウル、中央大学校(Chung-Ang University) において、アジア・ゲルマニスト会議が開催された。韓国、中国、日本、台湾を始めとするアジア諸国、ドイツ語圏諸国を始め20か国から約200名の参加者が会した。総合テーマは、「大いなる転換期におけるゲルマニスティク――伝統、アイデンティティ、方向性(Germanistik in Zeiten des großen Wandels – Tradition, Identität, Orientierung)」。グローバル化の負の側面が世界で散見され、地平の転換が必要とされる時代、精神科学としてのゲルマニスティクがどのような視点を提示しうるか、という意欲的なものであった。「デジタル化時代の時間の転換」、「空間の転換」、「人間観の転換」など9つのセクションにわかれて発表、議論が行われた。今回は、若手研究者のための特別セクションが設けられていたことも特筆に値するだろう。

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