2009年・語学ゼミナールの思い出(M. Takahashi, M. Nobukuni)[J]   作成日:2009/10/15
今年の語学ゼミナールは、8月25日から8月28日に京都で行われました。総合テーマは「統語、プロソディー、情報構造のマッピング:理論と実践」で、多くの先生方や博士課程の方々の発表がありました。また、招待講師であるPotsdam大学のCaroline Féry先生からは、25日から27日までの3日間に渡り、先生の最新の研究成果を含めた、より専門的な講演をしていただきました。今回が初参加となる私達にとっては、先生方の講演内容は、すべてがドイツ語ということもあり非常に難しく、特にFéry先生のお話は知っている単語を聞き取ることで精一杯、という状態でした。あまりの分からなさに、初日の夜には「東京へ帰ろうか」とこっそり話していたほどです。
そんな不安が伝わってしまったのか、発表の合間や食事の時間には、先生方に「分からなくても大丈夫だよ」という暖かいお言葉をかけていただきました。初めてお会いする先生も大勢いらっしゃいましたが、和気あいあいとした雰囲気で迎えてくださり、徐々に緊張がほぐれていきました。

また、2日目には博士課程の方々の発表もありました。内容はやはり難しかったのですが、先生方よりも少しゆっくり話してくださったこともあり、多少はついていくことができたように思います。またその後の質疑応答でもFéry先生からの質問に堂々と答えていた姿を見て感動しました。発表者の方がFéry先生からの質問を聞き取れなかったときに、「ゆっくり話してください」と聞き返していたのを見て、私達はびっくりしたのですが、分からないときにはそう言ってもいい場なのだと知り、勇気を貰いました。このように年齢の近い人達が堂々と発表している姿を見て、私達も頑張らなければという気持ちになりました。

その夜の自由時間には、恒例だという飲み会に混ぜていただき、普段はお会いすることのできないような先生方ともお近づきになることができました。博士課程の方々も交えて、ドイツ語や言語学に関する様々な議論が活発に行われていたことを鮮明に覚えています。いつもは見られないような先生方の意外な一面も見ることができ、貴重な体験となりました。

3日目の夜にはFéry先生を囲んでのパーティがあり、美味しいお食事とともに、色々な方と楽しく話をすることができました。パーティの最後には、Féry先生への贈り物をお渡しする役を仰せつかったのですが、緊張のあまり練習したようにはお礼を述べることができませんでした。しかし、そのような私達にも、Féry先生は優しく笑顔でお言葉を返してくださいました。

4日目には、Féry先生の講演内容への理解を深めるためのワークショップと、3日間の講演についてのディスカッションがありました。私達はディスカッションでFéry先生に質問をすることになっていたため、午前中のワークショップで、先生方がお話しになっていた内容や疑問点を必死にメモしてまとめました。ワークショップでは、先生方が日本語で分かりやすく解説してくださったために、講演の内容を少しは理解することができました。

Féry先生はInformationsstrukturとProsodieの対応関係について講演してくださっていたのですが、理論的な説明よりも、実験データの紹介が中心でした。しかし、基本となるFokus, Gegeben, Topikの概念の定義がはっきり分からなかったために、ディスカッションではその点についてFéry先生に質問しました。ディスカッションは緊張しましたが、無事にFéry先生へ質問することができ、安心しました。また、Fokus, Gegeben, Topikのそれぞれは基本的に独立した概念であるけれども、1つの文の構成素にそれらが重なり合うこともあるという、先生からの答えも聞き取ることができました。日頃は、音韻的な面について考えることはあまりなかったのですが、今回の講演で音韻にかかわる研究にはどのようなものがあるのかを知ることができ、とてもよい経験になりました。

発表内容の難しさに「まだ来るべきではなかったのでは」とも思った語学ゼミナールでしたが、充実したドイツ語漬けの4日間となりました。また、豪勢なホテルの食事に、立派な会議室、そして何より素敵な先生方や博士課程の方々のおかげで、リラックスして過ごすことができました。私達のような修士課程の学生には、語学ゼミナールは専門的で敷居が高く思われるかもしれませんが、もっと多くの学生にも興味を持っていただき、是非参加していただきたいと思います。

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高橋 美穂(東京外国語大学大学院修士課程),信國 萌(東京外国語大学大学院修士課程) 
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内容
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