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ドイツ語論文執筆ワークショップ (M. Ide) [J]

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語学関連コラム
  投稿日: 2015-7-12 23:57
井出 万秀(立教大学)
 昨年の12月6(土)・7(日)に立教大学池袋キャンパスで,おもに後継研究者を対象として「ドイツ語論文執筆ワークショップ」が開催されました。後継研究者を積極的に支援したいというDAADの意向のもと実現しました。DAAD支援の一環ということもあり,渉外理事だった私が企画・運営いたしました。はじめての試みで,周知期間も短かったこともあり,参加者は20名弱と少なめでしたが,参加者のアンケートからは,ワークショップは概ね好評でした。
 土曜日の午後13:15-18:30,日曜日は昼休みをはさんで10:00-16:00まで,濃密な2日間でした。参加者にあらかじめ論文要旨もしくは論文を送ってもらい,それについて講師がコメントする,という形をとりました。講師は早稲田大学のシャイフェレ名誉教授と私の2名でしたが,講師が2日間2人だけというのは正直言って結構きつかったです。土曜日の午後,日曜日の午前,日曜日の午後,とセッションを区切るならば,最低でも3人くらいは講師がほしいかな,という実感です。2015年以降もワークショップを継続することとなり,今回2015年は後継研究者たち4名からなる実行委員会を組織し,ワークショップの詳細内容は実行委員会に企画してもらう体制としています。
 私は今でこそ研究論文のほとんどはドイツ語で執筆していますが,ドイツ語で論文を書くことは昔も今も決して楽ではありません。失敗を何度も繰り返してきました。今でも失敗・間違いだらけです。論文らしいドイツ語表現ももちろんですが,それ以上にドイツ語的な思考・論理展開が問題になります。率直なところ,自分でもよくわからないことだらけです。ワークショップの場が,ドイツ人研究者,日本人のベテラン研究者なども交え,ドイツ語での論文執筆の苦労や疑問をお互いに交換しあい,活発な議論を通じて,ドイツ語での論文執筆にとって有益な知識・ノウハウを蓄積していく場になれば,と期待しています。

 論文がドイツ語で書かれていれば読者は日本での倍以上になります。日本語よりはるかに多くの人が読むことができるようになります。より多くの人と意見を交わすことができるようになります。最初は,ドイツ語で書くことには躊躇(ためらい)があるものです。ワークショップがそれを乗り越えるきっかけとなり,日本からドイツ語での情報発信が増えることを願っています。受講者,講師,どちらの立場であれ,みなさんの積極的な参加をよろしくお願い致します。

井出万秀(立教大学)
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