日 本 独 文 学 会

秋 季 研 究 発 表 会

 

 2001年 10月20日(土)・21日(日)
第1日 午前10時00分より
第2日 午前10時00分より

 

  会場  信州大学

390-8621 長野県松本市旭 3-1-1
Tel./Fax. 0263-37-2261
http://gipwm.shinshu-u.ac.jp/

 

日 本 独 文 学 会

113-0033 東京都文京区本郷5-30-21
Tel./Fax. 03-3813-5861

 


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第1日 10月20日(土)

 

開会の挨拶 (10:00~10:05) A会場

関東支部長 米井 巌     

理事長  高橋輝暁


一般研究発表・文学(10:05~12:05)  A会場

司会: 横谷文孝、黒澤優子

1.フランツ・カフカの宗教的思索について ― 輪廻転生と救済への道

高橋哲也

2.カフカの『判決』? 「手紙」を手がかりに

中野有希子

3.「言語の不可能性」からの脱却をめざして ― プラハ・ドイツ語作家ルドルフ・フックスによるチェコ文学のドイツ語訳

青木亮子

4.エルンスト・ブロッホにおける「疎外」への批判と「異化」の模索  ― 旅行エッセイの異文化論的読解

吉田治代


一般研究発表・ドイツ語教育 (10:05~13:05)  B会場

司会: 橘 好碩、田中一嘉

1. 初期新高ドイツ語・日本語小辞典作成における問題点 ― 見出し語の選択について

工藤康弘

2. 動作名詞の意味と機能動詞の選択 ― 語彙概念構造による分析

納谷昌宏

3. Der Präsident selbst hat selbst schon mal die Lösung nicht selbst gefunden:ニュアンス詞としてのselbst について

田中 愼

4. herausの意味構造について

瀧田恵巳

5. 動詞前綴りの分離・非分離をめぐって

成田 節

6. 不変化詞動詞とその構文:Usage-Based Model からの展望

岡本順治


一般研究発表・文学2・ドイツ語教育 (10:05~13:05) C会場

司会: 八木 博、松岡幸司

1.堀辰雄とリルケにおける<死>の受容 ―『風立ちぬ』と『レクイエム』を中心に

小高康正

2. ,,Das Erhabene“に関する比較文学史的考察 ― レッシングと近松門左衛門の戯曲に於る,,erhaben“ の解釈上の相違に関する試論

渡辺知也

3.Die Romananfänge bei Thomas Manns ,,Buddenbrooks“ und Tanizaki Junichiros ,,Sasame Yuki (Die Schwestern Makioka)“

Stefan Buchenberger

4. Ursache und Wirkung: Die Oberstufenreform der 70er Jahre und die Entstehung der Waldorfschulen

Wolf-Uwe Ostermann


一般研究発表・文学3 (10:05~13:05) D会場

司会: 馬場義彦、高橋由美子

1. ディルタイのヘルダーリン解釈

海老坂 高

2. 記憶媒体による形式の伝承 ― シュティフターの『晩夏』

磯崎康太郎

3. ギュンター・グラスの『賤民が暴動の稽古をする』について ―知識人としての自己反省の問題

岡山具隆

4. Porträt des Künstlers als Misanthrop Über Thomas Bernhards theatralische Poetik

Frank Schwamborn


臨時総会(13:10~13:30)   A会場


招待講演(13:30~14:30)   A会場

Sprachwandel und Gesellschaft in der Frühen Neuzeit

 Prof. Dr. Robert Peter Ebert (Princeton University)


シンポジウム I <ドイツ語教育部会企画> (14:30~17:30)  A会場

外国語教授能力の多様性 ? 多言語化の進展とドイツ語教育の活性化を求めて ―

Sprachlehrkompetenz ? Vielfalt und Entwicklungsmöglichkeiten des Deutschunterrichts im Zeitalter der Mehrsprachigkeit

 

司会: 平高史也、三瓶愼一

1. ドイツ語教員研修 ― 東京ゲーテ・インスティトゥートにおける試みと将来計画

吉島 茂

2. コミュニカティブ・アプローチからトランスカルチャーへ 

堀 茂樹(慶應義塾大学 フランス語教育)

3. 「語際的」なドイツ語教授能力育成の試み

杉谷眞佐子

4. 言語文化能力育成のための新しい教員養成シラバス

尾崎明人(名古屋大学 日本語教育)

5. Content based language learning ― ein Konzept und seine Anwendung im Rahmen der Forderung von Mehrsprachigkeit in einer multilingualen Welt

Michael Müller-Verweyen 


シンポシウム II(14:30~17:30) B会場

新しいドイツ語文法構築への試み ? 命題の成立条件とその周辺

 Zur Aufstellung einer neuen deutschen Grammatik ? Proposition und ihre Peripherie

司会:在間 進、井口 靖

1. 格研究の歴史と今後の展開

清野智昭

2. 構文の成立と意味の相補性

湯淺英男

3. 時制

嶋﨑 啓

4. 言語と言語外世界

渡辺伸治

       ホームページ:http://german.human.mie-u.ac.jp/~symposium2/index.html

 


シンポシウム III(14:30~17:30)  C会場

オイディプースをめぐる悲劇作品と伝説 ― 運命論の展開 

Tragödien und Sagen um Ödipus ― verschiedene Auffassungen von Schicksal

司会:古沢ゆう子

1.『オイディプース王』における真理(アレーテイア)と仮象(テュケー)

 川島重成 

2. 目を潰すオイディプース ― ソポクレース『オイディプース王』解釈の一側面

丹下和彦

3. オイディプースと「宿命の子」の民話

小川正廣

4. 伝説のオイディプースとソポクレースのオイディプース

橋本隆夫


マルセル・バイヤー自作朗読会(14:30~16:30) D会場

Dichterlesung

Marcel Beyer liest aus seinem Roman ,,Spione“

Einführung  Dr. Armin Schäfer

Moderation    Nobuo Ikeda


懇 親 会 (18:00~20:00)

   会場:ホテルブエナビスタ 3階 鳳凰の間

〒390-0814 長野県松本市本庄1‐2‐1   Tel. 0263‐37‐0111

会費:7,000円(院生、非常勤講師4,000 円)


第2日 10月21日(日)

シンポジウムⅣ(10:00~13:00)A会場

森林・文化・人間 Wälder・Kultur・Menschen

司会:松岡幸司

1. 森林をみる心(基調講演)

菅原 聰

2. 文学と森林 ― シュティフターの作品を例に

松岡幸司

3. 日本文学における森林

中島賢介

4. ヘルマン・ヘッセの自然観

茅野嘉司郎


シンポジウムⅤ (10:00~13:00) B会場 

中世初期および盛期の超地域語生成のあらわれ ― 高地・低地ドイツ語において ―

Ansätze zu überregionalen Tendenzen im Früh-und hochmittelalterlichen Deutschen

司会:須澤 通、檜枝陽一郎

1. Mhd.のいわゆる宮廷詩人語の超地域語的性格について

須澤 通

2. Althochdeutsch におけるÜberregionalisierung

四反田 想

3.中世初期低独語地域での Altsächsisch の位置づけについて

河崎 靖

4.中低初期における西部地域の影響とその限界について ― Ostfriesischを例として

檜枝陽一郎


一般研究発表・ 文学4 (10:00~12:00)  C会場

司会:宮永義夫、川嶋正幸

1. 中世の習慣論 ― ハビトゥスの復権と個の覚醒

香田芳樹

2. レンツの言語政策論 ― 18世紀アルザスにおけるドイツ語純化運動

今村 武

3. ノヴァーリスの「化学」をめぐるエクリチュール ―『化学ノート』と断章における「化学」について

平井敏晴

4. ,,Autorschaft”の弁証法 ― E.T.Aホフマンにおける記譜および書字メディアの競合

嶋田由紀

5. ヘルマン・シフのユダヤ観 ― シフ生誕200年に寄せて

池永麻美子


一般研究発表・文学5(10:00~12:00) D会場

司会:近藤 弘、神谷善弘

1.『ベルリンの幼年時代』をめぐるベンヤミンとショーレムの見解の相違について

尾張 睦

2. ベンヤミンのカント時代と近代 ― 近代把握の前提

南 剛

3. アウシュヴィッツ以後、詩を書くことだけが野蛮なのか ?

藤野 寛

4.「ドイツの画家」ゲルハルト・リヒターの連作『1977年10月18日』における記憶と表象の可能性

林 志津江


閉会の挨拶 (13:00)    須澤 通  A会場