2009年総会・春季研究発表会プログラム 参照数:8364 |
日 本 独 文 学 会 第 63 回 総 会春 季 研 究 発 表 会2009年5月30日(土)・31日(日)
日 本 独 文 学 会 第1日 5月30日(土)開会の挨拶
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1. | 会長挨拶 | 平高 史也 |
2. | 議長嘱任 | |
3. | 庶務報告 | 渡辺 学 |
4. | 渉外委員会報告 | 三瓶 愼一 |
5. | 会計報告 | 藤井 明彦 |
6. | 編集委員会報告 | 初見 基 |
7. | 企画報告 | 大宮 勘一郎 |
8. | 広報委員会報告 | 保阪 靖人 |
9. | データベース委員会報告 | 河崎 靖 |
10. | 文化ゼミナール委員会報告 | 高橋 義人 |
11. | 語学ゼミナール委員会報告 | 福本 義憲 |
12. | 教授法ゼミナール委員会報告 | 太田 達也 |
13. | ドイツ語教員養成・研修講座報告 | 境 一三 |
14. | 「研究叢書」報告 | 青木 誠之 |
15. | ドイツ語教育部会報告 | 太田 達也 |
16. | 支部報告 |
議事 | 1. | 2008年度決算書および2009年度予算案について |
2. | 会員の互選による理事の嘱任について | |
3. | 支部および部会選出理事の嘱任について | |
4. | 監事の嘱任について | |
5. | その他 | |
会員意見開陳 |
・ | Verfassen von E-Mail -Bitten in der Fremdsprache Deutsch | Axel Harting |
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ドイツ語版『あさきゆめみし』の対話を解く ―『源氏物語』の日独言語文化対照比較のケース・スタディとして― | 大野 祐子 |
・ | ドイツ語教員養成・研修講座 2007年~2009年の紹介と報告 | 柿沼 義孝,境 一三,中川 慎二,藤原 三枝子,正木 晶子,森田 昌美,吉島 茂,鷲巣 由美子 |
・ | 日本におけるグスタフ・クリムト受容 | 浅井 麻帆,亀野 晶子,國枝 綾乃 |
・ | ノヴァーリスの詩における算術的志向 ― ライプニッツの普遍記号学を媒介として | 上野 ふき |
・ | 教員再研修のための協調学習支援基盤の構築および展望について | 濱野 英巳,倉舘 健一,板宮 朋基,谷内 正裕,江面 快晴 |
話しことば研究の射程 Tragweite der Erforschung gesprochener Sprache |
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司会:山下 仁,白井 宏美 | ||
1. | 学術的コミュニケーションとしての「講演のあとの議論」の分析 | 中川 慎二 |
2. | 日本語を母語とするドイツ語学習者の言語変種の変化 ― 留学前後の発話データを手がかりとして ― | 平高 史也 |
3. | 教室内インタラクションにおける「自然な」コミュニケーション ― 遠隔授業システムを用いたテレビ会議を例として ― | 星井 牧子 |
4. | チャット・コミュニケーションにおける挨拶場面の特徴 ― 日独対照研究 ― | 白井 宏美 |
5. | コミュニケーション行動における敬意表現の日独比較 | 山下 仁 |
Auto-/Biographie Erzähltes Selbst, erinnerte Bilder |
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Moderation:Michael Mandelartz,Eriko Hirosawa | ||
1. | Der Ursprung der neuzeitlichen Autobiographie Luther – A. H. Francke – Goethe |
Michael Mandelartz |
2. | Ein Gegenkonzept zur literarischen Autobiographie? Freuds Auseinandersetzung mit Kindheitserinnerungen | Eriko Hirosawa |
3. | Bemerkungen zur Funktion der Goethe-Biographie in Kamei Katsuichiros Die Menschenerziehung | Satoshi Nagakawa |
4. | Benjamins
Berliner Kindheit
um Neunzehnhundert Zur Dialektik von Erinnern und Vergessen |
Takao Tsunekawa |
5. | Das
Leben wiederholen Zum Problem der Lebenserzählung bei Peter Handke |
Tomoko Somiya |
司会:井戸田 総一郎, 瀧井 美保子 | ||
1. | 18世紀後期の政治的家庭劇と初期ナショナリズム | 菅 利恵 |
2. | ドイツ民族主義と北欧 「郷土芸術運動(Heimatkunstbewegung)」と「血と大地文学(Blut- und Boden-Literatur)」における北欧文学の受容 |
中丸 禎子 |
3. | 「ドイツ家庭文庫」 その成立・発展,およびドイツ民族商業補助者連合とのかかわりについて | 竹岡 健一 |
4. | 批判理論のメディア戦略 アドルノによる〈ラジオの社会理論〉の構想をめぐって |
原 千史 |
司会:小林信行,遠藤紀明 | ||
1. | Der
Sänger singt – aber wer erzählt? Sehen, Hören, Sagen und die Autorität des Erzählers im Nibelungenlied | Andrea Kuklinski |
2. | „Entartet
Geschlecht! Unwert der Ahnen!“ ― Das moderne Irlandbild in Richard Wagners Tristan und Isolde |
Asuka Yamazaki |
3. | 中世文学における「テキスト」と「挿絵」の相互関係に対する一考察 ― 初期中高ドイツ語版『創世記』の挿絵を手がかりに ― |
浜野 明大 |
4. | ドイツ中世後期におけるPrivatbriefe ― その形式と機能 ― | 草本 晶 |
司会:宗宮 好和,富重 与志生 | ||
1. | 心的近さ・直接的知覚を軸とする原理について | 三瓶 裕文 |
2. | ドイツ語新聞記事における言い換え表現について | 稲葉 治朗,勝田 由貴(研究協力者) |
3. | 16世紀後半における印刷技術と正書法の発展 植字工と読者の相反する関心事をめぐって |
齊 藤 和史 |
4. | 意味変化の記述へ向けて 移動動詞をはじめとする辞書記述の分析 |
薦田 奈美 |
会場: | 岸本辰雄記念ホール (リバティタワー23階) |
会費: | 6000円 (学部生・大学院生は3000円) |
カフカ・シンポジウム ― カフカ,ブロート,ホーフマンスタール,ショーレム,ツェラーン Kafka-Symposion Kafka, Brod, Hofmannsthal, Scholem und Celan |
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司会:吉野 英俊 | ||
1. | 労働者傷害保険局員としてのカフカ | 吉野 英俊 |
2. | ブロートとカフカの『アメリカ』(失踪者) | 長田 浩 |
3. | 世紀転換期の身体・舞踏文化 ホーフマンスタールとカフカの視点から |
金子 祥之 |
4. | ゲルショム・ショーレムのカフカ理解 | 石原 竹彦 |
5. | パウル・ツェラーンのカフカ受容 | 冨岡 悦子 |
司会:佐藤 俊哉,渡辺 徳美 | ||
1. | ヘルダーとレンツにおけるケーニヒスベルク | 今村 武 |
2. | 『子どもと家庭のメルヒェン集』の「十二人兄弟」(KHM9)における二重構造 | 田中 千裕 |
3. | フンボルトの教養理念について ― ギリシア観と形式的教養 ― | 石澤 将人 |
4. | ゲーテ『悲劇ファウスト』における「最高の美」 ― 「曇り」としてのヘレナ試論 ― |
平松 智久 |
司会:須永 恆雄,山田 哲平 | ||
1. | ハイネにおける「もてなし」(Gastfreundschaft)のモチーフについて | 立花 哲雄 |
2. | 原体験の象徴としての他者 メーリケ『画家ノルテン』における「ジプシー」女性像について |
野端 聡美 |
3. | Über die Bedeutung Hölderlins für Georges Poetik in den Gedichten ,Hyperion I-III‘ | Kenichi Onodera |
4. | カタルシスの歴史哲学的意義 ヨルク伯によるギリシア悲劇解釈 |
森田 團 |
司会:三瓶 裕文, Jutta Kowallik | ||
1. | 心態詞の背後にある認知的枠組み ― 平叙文に現れる心態詞の分析 ― |
宮下 博幸 |
2. | ドイツ語を母語とする幼児の心態詞習得 | 牛山 さおり |
3. | 時間節の階層性と談話との接点 | 髙 裕輔 |
司会:伊藤 真弓,松澤 淳 | ||
1. | ドイツ語母語話者の言語調整と学習者の理解プロセス ― 少人数グループレッスンを例として ― |
石塚 泉美 |
2. | Das
Curriculum als Hypothese: 5 Jahre Evaluation im Intensivkurs Deutsch an der Juristischen Fakultät der Keio Universität |
Michael Schart |
3. | リズムと身体性を重視した発音練習の可能性 ― 実験授業「ドイツ語のリズムにのろう!」を通して ― | 三ッ石 祐子,林 良子 |
4. | ERPを用いたドイツ語無声子音の認知 ― 日本語母語話者の聴取に関する一考察 ― |
伊藤 直子,島﨑 のぞみ |
1141: | 方言レベルの音声データに見られる多様な縮約形 (Kontraktionsform) について | 藤井 雄吾 |
1148: |
„Also,
der Lars sagt, ...“ — Flüssig sprechen lernen – Lernmaterial für Lernende auf dem A1- und A2-Niveau. |
Bertlinde Vögel,Anja Hopf |