2007年総会・春季研究発表会プログラム [5月25日情報更新]   参照数:8877


日 本 独 文 学 会 第 61 回 総 会


春 季 研 究 発 表 会




2007年6月9日(土)・6月10日(日)

第1日 午前10時より

第2日 午前10時より


会場 東 京 大 学・駒場 I キャンパス
〠153-8902 東京都目黒区駒場 3-8-1

連絡先については
『ドイツ文学別冊 2007年春号』(4月発行)をご覧ください










日 本 独 文 学 会
〠170-0005 東京都豊島区南大塚3-34-6 南大塚エースビル501
Tel./Fax 03-5950-1147




第1日 6月9日(土)


開会の挨拶 (10:00~10:05)

臼井 隆一郎
A会場:900 番(講堂)


総 会 (10:05~11:30)
A会場:900 番(講堂)

1. 会長挨拶 松浦純
2. 議長嘱任
3. 庶務報告 重藤実
4. 渉外委員会報告 前田良三 
5. 会計報告 井戸田 総一郎
6. 編集委員会報告 鍛治哲郎
7. 企画報告 小川暁夫
8. 広報委員会報告 谷川道子
9. データベース委員会報告 河崎靖
10. 文化ゼミナール委員会報告 高橋義人
11. 語学ゼミナール委員会報告 渡辺学
12. 教授法ゼミナール委員会報告 杉谷眞佐子
13. ドイツ語教員養成・再研修講座報告 平高史也
14. 「研究叢書」報告 小泉進
15. 特別企画報告 藤井明彦
16. ドイツ語教育部会報告 星井牧子
17. 支部報告

議事 1. 2007 年度予算案について

2. 会員の互選による理事の嘱任について

3. 支部選出理事の嘱任について

4. 監事の嘱任について

5. 会則の一部改正について

6. 機関誌アーカイブ化について

7. その他
会員意見開陳


— 休 憩 (11:30~13:20)
(この間に日本独文学会賞授賞式,ドイツ語学文学振興会賞授賞式・総会,
ドイツ語教育部会総会・講演会・Lesungがおこなわれます)


日本独文学会賞授賞式 
(11:40~12:10)

A会場:900 番(講堂)


ドイツ語学文学振興会賞授賞式・総会 
(12:20~13:20)

B会場:5号館 525


ドイツ語教育部会総会・講演会  
(12:40~13:10)

D会場:5号館 523


Lesung: サイード
(作家:元ドイツ・ペンクラブ会長、 Adelbert-von-Chamisso賞、
Goethe-Medaille その他の受賞者)

 (12:20~13:00)
A会場:900 番(講堂)



【日本独文学会 60周年記念行事】
(13: 20~17:20)
A会場:900 番(講堂)

奏楽
Hermann Gottschewski
(オルガン)

記念講演
Prof. Dr. Ralph-Rainer Wuthenow
60 Jahre japanische Germanistik aus deutscher Sicht


記念シンポジウム

司 会: 松浦 純

基調報告: 神品芳夫

パネリスト:
池田紘一、高橋輝暁、田邊玲子、松本道介

*なお11:30よりJ会場(1号館1F 115-116)にて60周年記念展示を開催しております。




口頭発表:文学1
(14:30~17:20)

B会場:5号館 525

司会: 一條麻美子,宮田 眞治
1. 資料から見るエンデの貨幣論 川村 和宏
2. 「ニーベルンゲンの歌」と「哀歌」の伝承と受容 山本 潤
3. アジアにおけるヘッセ受容 竹岡 健一
4. カフカにおける〈ユダヤ民族〉のテーマ: カフカとシオニズムの関係について 中村 寿
5. フランツ・カフカの「ユダヤ民族ホーム」支援とリリー・ブラウン回想録 高野 佳代




口頭発表:語学
(14:30~16:45)

C会場:5号館 524

司会: 幸田 薫,稲葉 治朗
1. drohen とversprechenの文法化 —通時的データをもとに— 宮下 博幸
2. ドイツ語の感情を表す動詞に見られる他動詞文と再帰文の分布について 三宅 洋子
3. Systematischer Wortschatzerwerb mit und ohne Computer: Effektivität durch die Berücksichtigung von Gedächtnismodellen Markus Rude
4. Besonderheiten der Partikelverben im Deutschen. Oder was ist bei Partikelverben anders als bei Präfixverben? Gabriela Schmidt




口頭発表:ドイツ語教育
(14:30~16:45)

D会場:5号館 523

司会: 田尻 三千夫,Dagmar Oswald
1. ドイツ語音声におけるスピーチリズム
—母語話者と日本人学習者のドイツ語スピーチリズムの比較—
安田 麗
林 良子
2. ドイツ語学習動機の変化 —ドイツ語圏への留学体験がもたらすもの— 藤原 三枝子
3. Die DDR als Thema im Deutschunterricht (DaF) Christian W. Spang
4. Flash 語学教材の現状と開発
—より効果的なドイツ語の授業を目指して—
濱野 英巳




口頭発表:文化・社会1
(14:30~17:20)

E会場:5号館 533

司会: 川中子 義勝,大石 紀一郎
1. 18 世紀における「国語」としてのドイツ語へのステップ
—同時代の文法家・言語思想家達の目を通して
清水 朗
2. 1940 年代後半から 50年代におけるルクセンブルク語正書法議論等にみる知識人の言語意識 小川 敦
3. 伝記の発見で分かった最初のお雇いドイツ語教師カデルリーの生涯 城岡 啓二
4. 19 世紀後半から20 世紀初頭におけるドイツ労災保険思想の展開
—エルンスト・エンゲルの企てを手がかりに—
髙岡 佑介
5. ムネモシュネの術 —H.グレーツと19世紀ユダヤ歴史哲学— 向井 直己




ポスター発表
(14:30~17:30)

(ポスター発表は同時進行です)

F会場:5号館 515
『CALL ドイツ語』(メディア教育開発センター)
—カスタマイズ可能なeラーニング文法教材—
杉浦 謙介
Andreas Kasjan
細谷 行輝
G会場:5号館 516
Mißverständnisse bezüglich der lateinischen Schrift —Mangelhafter Romaji-Schrifterwerb als mögliches Lernhindernis im DaF-Unterricht 林エルケ
栗田 圭子



ドイツ語教育部会
「大学ドイツ語入試問題検討委員会」展示・発表
(13:00~17:30)

H会場:5号館 517



ドイツ語教員養成・再研修講座
(13:00~17:30)

I会場:5号館 518



ドイツ学術交流会(DAAD) ゲーテ・インスティトゥート(GI)提供
ゲーテ・インスティトゥート ドイツ語コース 授与
(17:30~18:00)

コミュニケーションプラザ南館
授与式は懇親会で行われることになりました




懇 親 会
(18:15~20:30 21:00)
30分延長となりました

会場: コミュニケーションプラザ南館
会費: 6,000円 (大学院生は4,000円)








第2日  6月10日(日)


シンポジウムI
(10:00~13:00)

B会場:5号館 525

日本文化におけるドイツ文化受容 —明治末から大正期を中心に
Die Rezeption der deutschen Kultur in Japan —Vom Ende der Meiji- bis zur Taishō-Zeit—
司会: 依岡隆児
1. 「パンの会」におけるドイツの影響 —「情調」を中心に— 依岡 隆児
2. ホフマンスタール『エレクトラ』日本初演(1913)をめぐって 関根 裕子
3. 異界の系譜 —ハウプトマンと鏡花— 坂本 貴志
4. 柳田國男とドイツ・ロマン主義文学 佐谷 眞木人
5. 日本におけるハイネ受容の系譜 —感傷詩人と政治詩人のはざまで— 関口 裕昭




シンポジウムII
(10:00~13:00)

C会場:5号館 524

ブレヒト演劇における言語、身体、振舞
Sprache, Körper und Verhalten in Brechts Theater
司会: 髙橋宗五
1. ガルガイとガルガ —『都会のジャングル』におけるアイデンティティをめぐる闘争— 摂津 隆信
2. ラジオ実験としての教育劇『リンドバーグの飛行』 川島 隆
3. 叙事演劇と寓意劇 —寓意劇の舞台とはどのような演劇空間か— 髙橋 宗五
4. ブレヒトの俳優術論再考 中島 裕昭
5. ブレヒトを聴く/読む —ハイナー・ゲッベルスの音楽劇の試みを手がかりに— 四ツ谷 亮子




シンポジウムIII
(10:00~13:00)

D会場:5号館 523

〈ドイツ語教育部会企画シンポジウム〉職業教育としてのドイツ語教育 —現状・課題・可能性—
Deutsch als berufliche Qualifikation in Japan?
司会: 相澤啓一,吉満 たか子
基調講演:
吉村謙輔(中央大学)
ドイツ語を駆使するプロフェッショナル達の育成を目指して —独日英会議通訳者の視点—

1. ドイツ語翻訳者に求められる能力の分野別考察 Felix Einsel
2. 在日ドイツ系企業におけるドイツ語:体験談を中心に 岡美保
3. もっと学生をしごいてほしい日本のドイツ語教育 坂本 明美




口頭発表:文学2/文化・社会2
(10:00~12:50)

E会場:5号館 533

司会: 石光泰夫,Gabriele Stumpp
1. ベル『そして何もいわなかった』試論、住みえない世界から住みうる世界への転換点 木本 伸
2. Negative Utopie. Arno Schmidts Längeres Gedankenspiel über boshafte Dämonen, Hoffnungslosigkeit und Negativität Arne Klawitter
3. Streitgespräch mit dem Tod. Mittelalterliche Todesmotive in Thomas Manns „Fiorenza“ Eva Ottmer
4. Durch DaF-Unterricht Pioniere für Umweltschutz —Ökologie -Unterrichtsprojekte als Modelle für Universitäten und als Motivation, Deutsch zu lernen— Michael Höhn
5. 〈生〉の共同体 —エーリヒ・ウンガーにおける「神話的民族」の概念 森田 團




ポスター発表
(10:00~13:00)

(ポスター発表は同時進行です)

F会場:5号館 515
初修外国語学習者における学習チェックシートの試行 石村 喬
奥野保明 (辞退)
草本 晶
鈴木 克則
瀬川 真由美
山川 和彦
G会場:5号館 516
外国語学習環境における動画・音声配信教材の意味と機能
—podcastingを中心に—
Multimedia-Abos und Fremdsprachenlernen – Lernende als Empfänger und Sender beim Podcasten
太田 達也
藁谷 郁美
Marco Raindl
江面 快晴



ドイツ語教育部会
「大学ドイツ語入試問題検討委員会」展示・発表
(10:00~13:00)

H会場:5号館 517



ドイツ語教員養成・再研修講座
(10:00~13:00)

I会場:5号館 518



閉会の挨拶(13: 00~13:05)

川中子 義勝
B会場:5号館 525








学会員への説明会
ドイツ学術交流会・ゲーテ・インスティトゥート
(Informationen und Berichte für JGG-Mitglieder
DAAD / Goethe-Institut)
(13:15-14:45)

1号館1F 106