第12回教授法ゼミナールの開催と参加者募集のご案内(11月26日訂正)   参照数:5589

第12回教授法ゼミナールの開催と参加者募集のご案内


第12回ドイツ語教授法ゼミナール実行委員会
委員長 三瓶愼一 


第12回教授法ゼミナールを下記の通り開催しますので,参加者および発表者を募集いたします。



期 間: 2007年3月22日(木)~ 26日(月)

場 所: IPC 生産性国際交流センター
   〒240-0115 神奈川県三浦郡葉山町湘南国際村
   Tel. 046-858-2900  Fax. 046-858-2910   E-Mail:  [color=0000FF]IPC@jpc-sed.or.jp
  http://www.js-ipc.gr.jp/

テーマ: 言語政策から考えるカリキュラム
     ———ドイツ語教育の社会的存在理由は現場でどう活かせるか?

講 師:  Prof. em. Dr. Albert Raasch (Saarbrücken)

参加費: 48,000円
      (ただし常勤職を持たない方,学部生,大学院生は38,000円) (訂正しました)

参加・発表申込方法: 次のURL にアクセスしてお申し込みください。
  [color=0000FF]http://web.hc.keio.ac.jp/~skazumi/daf/anmeldung.htm


定 員: 40名(先着順)

欧州評議会の言語政策立案者のお1人でもあり,言語政策と外国語教育に関する著作も多い Saarbrücken 大学名誉教授の Albert Raasch 氏をお招きします。日本の事情にも通じておられるので,有意義な議論が期待されます。
アジアからのゲストは朱建華教授(同済大学徳語系,上海)をお招きします。朱教授は中華人民共和国の独語独文学専攻以外の学生向け共通カリキュラムの立案責任者のお1人でもあり,このカリキュラムを中心に中国の言語政策をご紹介頂く予定です。
また日本側からのゲストとしては金泰昌教授(公共哲学協働研究所)をお招きします。「公共哲学」の観点から,言語教育を考える問題提起のためのご講演を頂く予定です。
日本の現場を省察し,今後のドイツ語教育の活性化に役立てるためには日本の参加者から多くの Referat が行われることが重要です。それに対して招待講師やゲストからコメントを頂き,グループ討論をも通じて議論を深めたいと思います。ぜひ奮ってご応募下さい。
ご自分ではカリキュラムを策定する立場にない,という方も多いでしょう。しかし,カリキュラムの全体像をより大きな枠組みの中で捉えたうえで,ご自身の担当されている1クラス,あるいはある日の1コマの授業をどのように設計するのかは,教材や教授方法を選定するために必要な前提条件のはずです。自分の授業を受講する学生がたとえばどういう英語教育を受けてきたのかも,ドイツ語の授業の成否を左右する変数の1つでしょう。日本の言語教育全体の中で,ドイツ語教育を捉え直すことが重要ではないでしょうか。

なおお問い合せは [color=0000FF]daf-semi-anfrage@sambe.jp までお願いいたします。          以上